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病気休職中に小説出版し320万円 平塚市職員処分は当然?それとも...

   病気休職中に無許可で小説を出版していた神奈川県平塚市職員が処分された。きょう21日(2021年10月)の「めざまし8」では、MCの谷原章介と社会学者で作家の古市憲寿がこの話題で盛り上がった。

   平塚市の男性主事(28)は2019年7月から今年10月にかけ、病気で休職中に小説を4点出版し、印税など約320万円を得ていた。また、主事は小説投稿サイトに256話を投稿し、関連してツイッターにも1万回近く投稿していた。

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谷原章介「作家業に専心した方が...」

   市は許可を得ずに営利目的の活動をしたことが地方公務員法に違反するとして、主事を停職6カ月の処分にし、主事は依願退職したという。

   谷原「公務員でなければ問題にはならないですよね」

   古市「病床で書かれた小説は多い。小説はそういう状況の人が書いた方がいい場合もあります。これからの時代、公務員だっていろんな仕事をした方がいいと思うので、平塚市も文化を尊重するならあまり目くじら立てなくてもいいのでは」

   「ちなみに320万円というのは、印税として多いんでしょうか」と谷原から質問を受けた古市は、「そんな売れっ子ではないけど、めちゃめちゃ売れてないわけでもない。320万円稼げていない専業作家もいると思うので、悪くはない数字」と論評。「印税は、基本的に本の値段の10パーセントが作家に入る。320万円なら部数でいえば何万部かは売れているということなので、専業でもやっていけるギリギリのラインかなと思います」と説明した。

   谷原「作家業に専心した方がいいのかもしれませんね」

(キャンディ)