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東京・調布市の個人情報漏洩 初歩的ミス?単なるミスではない?

   野村彩也子アナが東京・調布市役所の呆れた不祥事を伝えた。「調布市の住宅街で陥没が起きている問題で、情報公開を請求した市内在住の男性の個人情報を市が事業者側に漏らしていたことがわかりました」

  • 調布市の公式サイトより
    調布市の公式サイトより
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「THE TIME,」で野村彩也子アナが伝える

   去年(2020年)10月から調布市で、東京外かく環状道路(外環道)の地下トンネル工事の真上で道路陥没や空洞が相次いで見つかり、市民が関係資料の公開を求めているが、その請求書の写しを住所や電話番号が記載されたままNEXCO東日本や国土交通省にメールしていた。

   野村「調布市は『個人情報保護に反する初歩的なミスで、心からおわび申し上げるとともに、再発防止をお約束する』としていますが、男性は『9回にもわたる漏洩は単なるミスとは思えない』として、漏洩した動機の調査を求めています」

   このニュース、市のどこから漏れたかなど肝心な点が伝えら得ず、要領を得ないのだが、どうやらきのう11日(2021年11月)の東京新聞の記事などがネタ元らしい。東京新聞によると、男性の自宅に匿名の通報者から請求書のコピーなどが郵送されて発覚、取材に対し、街づくり事業課の職員2人が漏えいを認め、長友貴樹市長宛てにも届いていたことを明らかにしたという。市長は漏洩を知っていながら、調査を命じなかったということか。国交省かNEXCO東日本の職員・社員の内部告発ということかもしれない。

   「THE TIME,」は天気情報とエンタメ関係は熱心に取り上げるが、ニュースの扱いはいささか雑な印象だ。

(カズキ)