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東急・日吉駅近くで線路陥没のナゼ 羽鳥慎一「しっかり調査して今後に...」

   横浜市の東急東横線・日吉駅近くの線路が13日(2021年12月)午後、陥没していることがわかり、約3時間にわたって電車がストップした。帰宅の足6万人余りに影響が出た。深さ1メートルの穴が突然あいたワケは? 14日の「モーニングショー」が原因を探った。

   渋谷から横浜をつなぐ東急東横線の日吉駅から、170メートル離れた地点。午後2時44分。直径約50センチ、深さは1メートルの穴があいているのを、徒歩で点検中の作業員が見つけ、電車を止めた。内部の最大幅が約2メートルに及ぶ穴をふさぐため、線路上に並んだ作業員が、バラスト(砕石)をバケツリレーで運んだ。

  • 「かなり珍しいケース」かも?(写真はイメージ)
    「かなり珍しいケース」かも?(写真はイメージ)
  • 「かなり珍しいケース」かも?(写真はイメージ)

足止めを食らった多くの客が一時ごった返す

   一時は、東横線の全線がストップ。日吉駅の改札口の外には、足止めを食らった多くの客がごった返した。日吉駅の2つ隣の武蔵小杉駅のJRのホームでは、東横線をあきらめてJR横須賀線に乗り換える客があふれた。駅の外では、バスやタクシー待ちの長い行列ができた。並走する目黒線も止まった。日吉駅を出た目黒線の上り電車は、陥没した東横線上り線路の隣を走るため、復旧作業のため、目黒線も運転見合わせとなった。

   日が暮れた午後5時半ころになって、運転がようやく再開した。

   なぜ、陥没したのか?鉄道評論家の川島令三さんによると、線路のレールの下には、荷重を分散させたり、振動や音を吸収するためバラスト(砕石)が敷き詰められているが、「バラストの固め方が足りなかったのでは」という。多くの車両が往来し、運転士も目視確認しているため、今回の陥没は短時間で発生した「かなり珍しいケースではないか」。

   コメンテーターの玉川徹(テレビ朝日社員)「道路の陥没でよくあるのは、アスファルトの下にある土が、水道管の破裂で噴出した水で崩されたことが原因になる場合だ。今度の場合はバラストが崩れた。そんなことあるのかなあ、と思う」。

   MCの羽鳥慎一「原因はまだ確定していないので、これはしっかり調査して今後に生かす、ということだと思います」

   きょうは、よほどネタがないのか、番組は、開通までの迂回経路の説明をして放映時間を引き延ばしたが、MCの羽鳥やコメンテーターのコメントまですっかり間延びしていた。

(栄)