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金の価格高騰、買い取り店で飛び交う札束⁉ VTRを見て出演者が考えていたこと

   コロナ禍で金の価格が高騰している。「年末の大掃除で不要になったものを買い取りサービスに持ち込む人が多い季節、金を持ち込む人も増えていて、驚きの査定額が出ているそうです」ときょう16日(2021年12月)の「モーニングショー」で、MCの羽鳥慎一が伝えた。

   新型コロナで経済が不安定となるなか、金の店頭小売価格は2000年が1グラムあたり平均1014円だったのが、現在は7202円となっている。新型コロナが流行し始めた頃から急騰しており、斎藤ちはるアナウンサーは「金は米ドルに反比例する。アメリカが金融緩和でドルをたくさん刷ったことで価値が下がり、代わりに金が買われている」という金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎氏の見解を紹介した。オミクロン株の影響で不安定な株式市場や、中国やインドの投資家による需要もあり、今後も高値が続く可能性があるという。

両親が持っていた金のコイン、338万円の査定も

   番組では、東京・新宿の買い取りサービス店に密着した。

   夫からのプレゼントだという金やエメラルドなどのアクセサリー9点を持ち込んだ50代の女性は計176万円を手にして「すごくないですか。予想をかなりオーバーしたのでびっくりした」と笑いが止まらない様子。30代の女性は、文字盤の縁にホワイトゴールドやダイヤをあしらったカルティエの腕時計を持ち込んだ。73万円で買い取りしてもらい、「旅行に行きたい」と話していた。両親が持っていたという金のコインやインゴットを持ってきた50代の女性は計338万5000円。札束を封筒に詰め込み、「思ったよりいったので安心しました」と帰って行った。

   石山アンジュ(「パブリックミーツイノベーション」代表)「VTRを見ていてすごくうらやましくなってしまいました。うちにあったかなと思いましたが、私は持っていないし実家にもなさそう」

   玉川徹(テレビ朝日社員)「僕も考えていたんだけど、奥歯の詰め物も金じゃないしなあ」

   羽鳥「じゃあ探してみようかと言って見つかるようなものでもありませんしね」

(キャンディ)