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ヤングケアラー同級生を救え! JK小百合(鈴木ゆうか)が伝えたメッセージとは

   <JKからやり直すシルバープラン(テレビ東京系)> シルバープランの最後のテーマは『健康』。祖父の介護をしているヤングケアラーの慎二(小宮璃央)は、心身ともに疲れ切っていたが、日々の介護に追われて自分と向き合う時間もない。そんな中、小百合(鈴木ゆうか)たちは、慎二を励まそうとする。

   「この時代から介護問題はたしかに始まってたよな。同級生も結構共働き多かった」「自分と同じ世代の子が、介護をやってるって思うと本当に凄いと思う」と、ネットには慎二たちと同じ世代の視聴者からリアルな声も。

  • テレビ東京の「JKからやり直すシルバープラン」番組サイトより
    テレビ東京の「JKからやり直すシルバープラン」番組サイトより
  • テレビ東京の「JKからやり直すシルバープラン」番組サイトより

最後は笑顔で

   学校の下足箱の前で疲れ切っている慎二が、力なく上履きを落としてしまうところに、「人生100年あるんだから学校なんか1日サボってもどうってことないよ」と小百合が現れて、慎二を校外へと連れ出し神社へ向かった。「高校生が神社?小百合ちゃんが本当は47歳だから?」。カフェとかアミューズメントパークとか、現実にはもっと高校生らしい場所に行くんじゃないかなとちょっと違和感も...。しかし制作費の問題かと思うと納得したが。

   神社の境内前で写真を撮るように勧める小百合。慎二に「こんな可愛い子目の前にしたら、誰もが撮らざるを得ないよね」とスカートの裾を持って笑う二ノ宮小百合は本当に可愛かった。 ところが慎二は「最近写真を撮る気分になれなくて」と暗い顔のまま写真を撮ろうとしない。

   明らかに無理な介護をしていると悟った小百合が自分をもっと頼ってほしいと伝える。シルバープランその1「人脈」のリマインドである。「私を頼ってよ」という小百合に対し「僕、どうしたら...」と不安そうな表情で震える慎二。個人的な感想だが、役回りが男女逆だった昭和時代を思い出してしまった。後のシーンで慎二が泣き出した時も同じように思った。

   介護サービスの利用もしながら、友人たちの励ましやヘルプで疲労のあまりふさぎ込んでしまった慎二は心の健康を取り戻していく。最後は仲間のみんなで笑顔のエンディングとなった。「慎二くん最初大丈夫かな?って思ったけど最後は笑顔を見られて良かった」「心の健康大切だよね」「朝散歩、僕もしようかな??」など共感の声もあった。

   次週は最終回。なんと2021年に戻ってしまう二ノ宮小百合。90年代の高校生時代で培われたやり直しシルバープランは、現代のホームレスとなった小百合の生活のなかでどんな風に展開するのか期待したい。

(Y・U)