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震災の話で見ている方も緊張も...三生の一言に救われた! 【2021おかえりモネ 思い出のシーン】

   2021年10月末に最終回を迎えたNHKの朝ドラ(連続テレビ小説)「おかえりモネ」。21年の暮れに、筆者個人にとってのベストシーンを振り返ると......コレでした。

   9月1日放送回の第78話。東京で、妹の未知(蒔田彩珠)と百音(清原果耶)が気まずい雰囲気となっていたが、そこへ亮(永瀬廉)、明日美(恒松祐里)、悠人(髙田彪我)、三生(前田航基)が汐見湯に集合。幼なじみ6人が久しぶりにそろって盛り上がり一気に場面が明るくなった。「いつもこのメンバーが集まると心温まるシーンになりますね」「ここで三生と悠人が来たのは救い。一気に明るくなりました」といった反応がツイッターなどに寄せられるほどホッとする温かいシーンに。

  • NHKの「おかえりモネ」番組サイトより
    NHKの「おかえりモネ」番組サイトより
  • NHKの「おかえりモネ」番組サイトより

幼なじみが集まって

   特に見ていて心和んだのは、いつも並んで座る三生と悠人くん。この2人の凸凹コンビは「仲間」といういい味を出していて、登場するたびにクスっと。

   三生がUFOを見た話をして「どうでもいい話」をワイワイ。汐見湯のダイニングという飾らない場所で、くだらない話をいつまでも語り合えるのは、幼なじみと過ごす宝のような時間だ。皆の笑顔が羨ましいほどであった。「りょーちんの笑顔ずっと見ていたい」「りょーちんとみーちゃんの笑顔が見れて嬉しい」などの反響も。

   そしてその後、これまで避けていた震災の話をする。緊張が高まってキリリと目が離せない状況だったが「俺ら、もう普通に笑おうよ!」と三生が、みんなが言えなかった気持ちを感極まって叫んだ。この一言で視聴者も一緒に心が救われる思いだった。「すごく心に響きました」「三生はいいお坊さんになりますね」という声も。

   騒いだあとは、皆がまたいつもの生活に戻っていった。百音ちゃんも気象予報士の仕事へと戻っていった。震災当時に島にいなかったモネは、みんなの気持ちをどう受け止めたのか、その後のモネの行動や皆の中で役割も気になってくる場面となった。

(Y・U)