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中国はココまでやる「ゼロ・コロナ政策」 谷原章介「世界が困惑しています」

   「今月、北京でオミクロン株の感染が初めて確認されました。中国は、郵便物から感染したと説明。徹底したゼロ・コロナ政策に世界が困惑しています」とMCの谷原章介が切り出した。

   続いて映されたのは、上海にあるユニクロ店内に閉じ込められた人々の映像。地元メディアによると、この店は新型コロナ感染者が立ち寄った場所として48時間にわたり閉鎖され、中にいた全員のPCR検査を行ったという。

  • 中国のコロナ対策に注目が集まっている
    中国のコロナ対策に注目が集まっている
  • 中国のコロナ対策に注目が集まっている

感染源めぐる当局の見解は...

   また、感染者が確認された小学校で、児童らが防護服を着させられ隔離施設へ移される映像も。教師は施設の廊下で「先生はみんなを愛しています。一緒に頑張りましょう。必ず家に帰って春節を過ごすんだよ!」と中にいる児童を大声で励ましていた。

   感染が拡大する地域では、外出が制限され、街の隅々まで消毒作業が行われているという。外出制限が続く北京市に隣接する天津市では、外出が見つかった男性が防護服を着た警察に捕まり、パトカーで強制連行。また、同じく制限が続く西安市では、外出しようとした男性が係員に見つかり、袋だたきにされていた。

   19日(2022年1月)の「めざまし8」が伝えた中国のゼロ・コロナ対策。こうした厳しい規制を伴うやり方には「人々の生活や幸福や尊厳よりもウイルス対策がはるかに優先されている」(米「ニューヨークタイムズ」紙)、「中国のゼロ・コロナ政策はメーカーとその供給網に課題を突き付けている」(英「フィナンシャル・タイムズ」紙)など、世界から困惑の声が上がっているという。

   若狭勝(弁護士)「中国のゼロ・コロナ対策が成功するのかどうかというのは、コロナ対策の今後を見据える上でヒントにはなると思う。我々も関心をもつべきものだと思います」

   さて、北京で1人目となったオミクロン株の感染について、北京の衛生当局は「カナダからの郵便物が感染源の可能性」と主張しているが...。

   西岡孝洋キャスター「カナダの専門家は、『空気感染するオミクロン株は、世界中に発送される封筒の中では、決して生き残ることはできない』という見解を発表しています」

   谷原「中国はどうにかして何か理由を付けたいのだと思うのですが...」

   福田麻貴(お笑いトリオ「3時のヒロイン」メンバー)「今更、『どっかから入ってきた』って責任をなすり付ける人はもういない。ちょっとおかしいって思っちゃいます」

(ピノコ)