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未来の小栗旬や生田斗真が? 「もしも、イケメンだけの高校があったら」の現在地

   <土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日系)> タイトルに釣られて見たら、あれれれれ、どこにイケメンがいるのかな......(個人の感想です)。入学式のシーンでじっくり見渡しても、主要キャストはともかく「イケメンだけの高校」なんだから、エキストラの隅々までイケメンで固めてくれなくては楽しみ半減だ。どう見てもOB役の速水もこみちが一番のイケメンって......。1月15日(2022年)の放送。

   「イケメン」と聞いて思い出すのが2007年の「花ざかりの君たちへ~イケメン パラダイス~」(フジテレビ)だ。堀北真希が男装して男子高に入学する話で、この時のイケメンが、小栗旬、生田斗真、水嶋ヒロ、岡田将生といった面々だった。このドラマから世に「イケメン」という言葉が定着したように記憶する。

  • テレビ朝日の「もしも、イケメンだけの高校があったら」番組サイトより
    テレビ朝日の「もしも、イケメンだけの高校があったら」番組サイトより
  • テレビ朝日の「もしも、イケメンだけの高校があったら」番組サイトより

「美南学園イケメン選抜ランキングバトル」

   2011年には前田敦子主演のリメイク「花ざかりの君たちへ~イケメン パラダイス~2011」も作られ、こちらは中村蒼、三浦翔平、桐山漣、山田親太朗らが出演。彼らと比べると、どうにも今回のイケメンはいまいちピンと来ない。とは言いつつも、このドラマから未来の小栗旬や生田斗真が出てくるとも限らないので、ひとまず継続視聴決定。

   舞台は私立美南(びなん)学園。主人公の池田龍馬が入学したのは、男子生徒が全員イケメンの私立美南(びなん)学園。「男子はイケメンであれ!」と入学式で女性校長(秋山菜津子)が力説。校長は「全国選抜高等学校イケメン大会」(通称・選抜イケメン大会)で優勝せよ、と生徒たちを叱咤激励する。

   主人公の池田龍馬を演じるのは細田佳央太。昨年は「ドラゴン桜」や「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」で難役をこなし、今回、主役に抜擢。ほかに、絶対的エースイケメン・柳一星(宮世琉弥)、情報通さわやかイケメン・若林拓実(藤原大祐)、純和風イケメン・神宮源二郎(水沢林太郎)、おバカナルシストイケメン・一ノ瀬塁(内藤秀一郎)、地方出身ワイルドイケメン・宇治原修(藤枝喜輝)が学園のイケメンたち。

   彼らが「選抜イケメン大会」を目指すのがドラマのキモのようだが、番組公式HPでは一足早く「美南学園イケメン選抜ランキングバトル」を開催。選抜候補20名から自分の『推し』に投票できるしくみになっている。

   「選抜」とか「投票」とか「絶対的エース」とか、これって、AKB48グループの総選挙っぽいと思ったら、「企画・原作 秋元康」のクレジットが。なるほど秋元康案件ドラマか。それで乃木坂46遠藤さくらが出演しているのか、と。いろいろ納得。