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「真犯人フラグ」橘一星めぐる考察合戦 予告の「お疲れ」が波紋

   連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)第13話が、1月23日(2022年)に放送された。(ネタバレあり)

   怯えた様子で「私のお父さんを殺してください」と言っている動画が拡散された、相良凌介(西島秀俊さん)の娘・光莉(原菜乃華さん)を監禁しているのが、葬儀社で働く本木陽香(生駒里奈さん)と判明。本木は光莉の手足を縛り、注射器で度々光莉の血液を採取している様子だ。

  • 日本テレビの「真犯人フラグ」番組サイトより
    日本テレビの「真犯人フラグ」番組サイトより
  • 日本テレビの「真犯人フラグ」番組サイトより

凌介と一緒に相良邸に出向く

   骸骨などの絵を飾った自室らしき部屋にいる本木に、何者かから電話がかかってくる。本木は最初「ちょっとー!連絡取るの最低限って言ったのどっちだっけ?」と明るく応対していたが、何かを言われた途端に表情が曇り、

「え?おい何だ今の質問。え?わかんない?もっかい言ってみ。うん。そうそれ。それさぁ、私が殺すと思ってないと出てこない質問だよね。それじゃ全部台無しでしょ。そんなこともわからないと思われてんの?」

と畳み掛ける。その間に赤い液体が保存されている冷蔵庫かららっきょうを取り出し、「今ダウナー入ってんだわ。待って」と言ってらっきょうを一粒食べる。元気を取り戻した様子の本木が浴室の扉を開けると、何箇所も注射された光莉がぐったりと床に座り込んでいた。本木は「大丈夫!まだ死んでませ~ん!」と笑って電話を切り、光莉に「死んだら殺すよ」と告げた。本木が出て行ってから、光莉はふたを閉めた浴槽に目をやり「ママ...」とつぶやいた。

   ある夜、凌介のスマートフォンに公衆電話から着信が。凌介が出てみると、「りょうちゃん?」と真帆(宮沢りえ)の声が。「ごめんね、時間なくて。聞いて、光莉が...」と真帆が言いかけたところで電話が切れてしまう。

   警察の調べにより、真帆からの電話は新しい相良邸の近くの公衆電話からかけられたと判明。凌介は光莉の恋人で捜索に協力している橘一星(佐野勇斗さん)に連絡し、2人で新築の家に向かう。

   建築を中断している相良邸の中とみられる場所には本木の姿があり、血液のような赤い液体をバケツで床にまいていた。凌介が家の掃き出し窓を開けると、床に座り込んだ真帆の姿が。真帆が「見つかっちゃった」とつぶやいた―ところで13話は終わった。

本木と一星に繋がりがある?

   次回予告では凌介と一星が体を赤い液体で汚しながら家の中を探し、「まだ遠くには行っていないはずです!」という一星のセリフが流れた。また、一星の母・すみれ(須藤理彩さん)が営む定食屋に凌介と一星、二宮瑞穂(芳根京子さん)が訪れ、凌介が「一星くんで本当によかったと思っています」と言うシーンもあったが、凌介の隣で一星が何やら浮かない表情をしていた。さらに一星が低く小さい声で「お疲れ」とつぶやくシーンもあった。

   これまで一貫して凌介に協力的だった一星の予告での不穏な様子に、ツイッターなどでは

「一星やっぱり...怪しいのかな...おつかれって...気になる 本木の電話相手が一星だったら...」
「一星の行動がおかしい!?『お疲れ』は誰に??一星と本木が何だかで繋がりがある?」
「一星のおつかれに大した意味はないと読んでます!!予告ってそういうもんでしょ!怪しくないとこを怪しげに切り取るのよ!!」

と、さまざまな考察が書き込まれている。

(TT)