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沖縄・高校生失明と警棒問題 谷原章介「真相はわかるんでしょうか」

   右目から血を流し、横たわっている。バイクに乗って警察官と接触し、眼球破裂で失明するという大けがをした17歳の男子高校生。救急搬送される直前の様子だ。

   一緒にいた友人は「めざまし8」に対し、「本当に目がすごいことになっていたんですよ。まぶたがもう全部血が固まって、洋服もマスクも真っ赤で」と話す。男子高校生の叔父も「本人が17歳で片目失って、今からつらい、つらい人生に、、、」と涙ながらに語る。高校生に何が起きたのか。

  • 番組サイトより
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警察署に投石も

   先週木曜の27日(2022年1月)夜から翌28日朝にかけて沖縄県警沖縄署(沖縄市)に若者ら約300人が集まり、庁舎や車両に石、ロケット花火、玉子、トマトなどを投げかけ、窓がひび割れていた。31日の「めざまし8」が伝えた。

   ことの発端は27日未明にかかって来た1本の119番通報だった。「バイクの事故で顔面をけがした」という本人の高校生からの通報だった。だが、消防によると、高校生は現場に到着した救急隊員に「警察官に棒のようなもので右目を殴られた」と伝えていた。

   これに対し、警察の発表は「暴走行為を取り締まるためのパトロールを実施、警察官が高校生に職務質問するため停車を求めると、高校生は制止を振り切って逃走した。その際に高校生と接触した」というもの。「接触した」というだけの発表と、「棒のようなもので殴られた」という高校生の主張とは異なっている。

   これに対し、SNS上では「警察官に警棒で殴られ失明した」などという情報が拡散し、警察署を襲う騒ぎとなった。

   その後の警察関係者の話で高校生と接触した際、警察官は手に警棒を持っていたことが明らかになった。警察官は「体のどの部分が接触したか、はっきりわからない」といっているという。警察は事実関係を詳しくしらべている。

   司会の谷原章介「失明に至る経緯とか状況とか、わからないことばかりですが、なぜ失明までしたのでしょうか。真相はわかるんでしょうか」

   橋下徹(弁護士)「一方が警察でなければ、すぐにわかります。今回は一方が警察なので、証拠がきちんと出て来るかどうか。警察が不適切なことをやるとは思いたくないが、やっぱり身内をかばうことがあるかも知れない。まずは、警察と弁護人が協議してバイクとか、ヘルメットとか、警棒など、証拠を集めればすぐ真相がわかります」

   谷原「警察の発表を待ちたいと思います」

(一ツ石)