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都内で「ベビーシッター争奪戦」 安住アナ、学級閉鎖の「厳しい基準」解説

   「学級閉鎖などが相次いでいますが、都内ではベビーシッター争奪戦が行われているといいます」と司会の安住紳一郎アナ。31日(2022年1月)の「THE TIME,」は、保育園や学校での新型コロナの急拡大で、家庭や職場が直面している問題について取り上げた。

   3歳の子どもを持つ母親は「THE TIME,」の取材にテレビ電話で応じ、「こういうことがなくても綱渡りだったのに、オミクロン株が流行ってしまったら綱が切れちゃう」と嘆く。

  • コロナ感染対策に変化も(写真はイメージ)
    コロナ感染対策に変化も(写真はイメージ)
  • コロナ感染対策に変化も(写真はイメージ)

5件問い合わせたが...

   この母親は高校の教諭で夫は公務員だが、子どもが通う保育園でコロナ感染が確認され、27日から急きょ休園に。夫婦共に仕事を休める状況にないため、子どもをどうするかという問題に直面した。

   「ベビーシッターの派遣会社にも5件問い合わせたが、今回はどこもパンクしていて、『ダメです』って断られてしまって。最悪、娘を連れて学校に行くしかないかなと考えていたのですが、そういうわけにもいかない。私だけオンラインになって生徒は学校に来ているという変な状況に...」。きょう(31日)から、教室と学校をリモートでつなぎ、生徒は教室で教諭は自宅で子どもを見ながら...という「逆リモート授業」が始まるという。

   追い込まれているのは、この家庭だけではない。各地の保育園でクラスターが確認され、全国で臨時休園しているのは327カ所と過去最多に。1週間でおよそ4倍に急増した。

   安住アナは学級閉鎖の国の基準について解説。

「クラスに感染者が1人いて、家族がコロナ陽性者などの濃厚接触者が2人以上いる場合。そしてクラスに感染者が1人いて、風邪症状の子どもが2人以上いる場合も学級閉鎖になるということです。かなり厳しい基準で運用していることが分かります。一方、さすがにこれは厳しすぎるだろうということで、大阪は方針を転換しました。感染者・濃厚接触者だけを出席停止にし、学校活動はそのまま続けることにしたそうです」

(ピノコ)