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「人魚のミイラ」に科学のメス 結果が出るのはいつ頃?

   司会の香川照之が「この話には興味があります」と言うのは「人魚のミイラ」の話題。香川は「科学のメスが入ります」と4日(2022年2月)、ニュースを紹介した。

  • 番組ツイッターより
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香川照之「興味があります」

   岡山県浅口市の円珠院に保管されている江戸時代・元文年間のものとされる人魚のミイラは、明治から昭和の初め頃に寺に伝わったという。住職の柆田宏善さんは「古文書によると土佐、今の高知県の沖で漁師の網に引っかかった」と話した。

   これまでネットなどで「作り物だ」「人魚じゃなくて人形」と疑問の声もあった。

   そんな中、このミイラを生物学・民俗学の専門家らが多角的に分析するプロジェクトが、2月2日に開始された。岡山県倉敷市の倉敷芸術科学大学健康科学科の加藤敬史教授は「我々はこれが何者であるか知りたい。科学的な好奇心がとても大きい」と話し、大学附属動物病院に運び込みCT撮影を行った。

   柆田住職は「どういう状態で保つのがいちばん傷みが少ないかと思っている。これから先何百年もこの状態で保ってあげたい」と話していた。

   今回のプロジェクトでは民俗学的な視点からも調査・分析を重ね、9月ごろに研究結果の報告を目指している。

(バルバス)