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ひなた(川栄李奈)、いきなりピンチ 「どないして生きていこう」 【カムカムエヴリバディ 第15週の見どころ】

   母・るい(深津絵里)の勧めで、朝のラジオ英語講座を聴き始めた大月ひなた(新津ちせ)。朝から勉強なんて...と気が進まない様子だったが、案の定、1週間で聞くのを止めてしまった。

   5月のある日。ひなたが「大月」で店番をしていると、映画村で出会った少年・ビリー(幸本澄樹)がやってきた。

   回転焼きを買いに来たらしいが、英語が分からないひなたはオロオロするばかり。諦めて帰っていくビリーの背中を見送ることしかできなかった。

  • NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより
    NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより
  • NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより

回転焼きの作り方を教わるが...

   ビリーと話したいと思って英語の勉強を始めたのに、るいも錠一郎(オダギリジョー)も応援してくれたのに...。ひなたは自分を責める。

   何をやっても続かない自分に嫌気が差し、泣きじゃくるひなた。るいはそんな娘を抱きしめ、「いつかきっと光がさしてくる。ひなたの人生が輝くときがくる」と励ます。

   そして8月。モモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助)が「大月」に来て、回転焼き100個を注文する。急いで回転焼きを焼くるいだが、その最中、顔がゆがむ。陣痛が来たのだ。

   その日生まれたひなたの弟は、「桃太郎」と名付けられた。

   月日は流れ、1983(昭和58)年。高校3年生を目前にしたひなた(川栄李奈)は、焦りを感じている。親友の野田一恵(三浦透子)や藤井小夜子(新川優愛)は将来の夢に向かって進学準備をしているというのに自分には夢も目標もないからだ。

   ある日、ひなたが店番中に不愛想な男の客がやってくる。男は、店の娘なのに回転焼きを焼けないひなたに軽蔑のまなざしを投げる。

   ひなたは、回転焼きの作り方をるいに教わるが、結果は散々。

   「この先、どないして生きていこう」。泣きながら家を飛び出したひなたが向かった先は、心の支えである映画村だ。肩を落として歩くひなたの目にある物が飛び込んでくる。それは「ミス条映コンテスト」と書かれたポスターだった。