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緊迫のウクライナ情勢 谷原章介が指摘した「一番大事」なこと

   「ウクライナでは女性までが銃をとっています」と9日(2022年2月)、司会の谷原章介がロシア軍の周辺配備で緊張する情勢を伝えた。若い女性が銃をかまえる映像が流れる。ウクライナでは銃の使い方や応急措置の訓練を「希望者がふえ続けている」(銃撃指導の教官)という。

  • 番組サイトより
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マクロン・プーチン会談の成果は?

   一方で「プーチン大統領が当面軍事行動は起こさないことに同意したとの情報も出てきました」と、小野寺結衣アナウンサーが7日に行われたマクロン・フランス大統領との会談の模様に触れた。

   これはフランスの当局者が匿名を条件に語った情報で、プーチン大統領はウクライナ国境に近いベラルーシでの軍事演習に参加中の部隊を演習終了後に撤退させることにも同意したという。

   若狭勝(弁護士)「マクロン大統領との会談後は緊張が少しは和らいだ感じはするが、ロシアはウクライナがNATO(北大西洋条約機構)に加盟して、ロシア包囲網ができてしまうことを恐れている。そこを和らげるのが一番解決に向ける方法だと思う。その意味で、マクロン大統領の提案にプーチン大統領は聞く耳を持ったのではないか」

   どうだろうか。一国の外交権を制限して「加盟させない」ために力で脅すロシアの態度がどだい無茶な話だが、危機を回避しようと複雑な駆け引きが展開されている。

   谷原「一番大事なのは力の行使をしないですむことです」

(あっちゃん)