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高梨沙羅へのバッシングを批判 浜田敬子「ホント、やめてほしいです」

   スキージャンプの高梨沙羅選手は8日(2022年2月)、北京五輪・混合団体で失格したことをインスタグラムで謝罪しているのだが、画像は真っ暗、自分を厳しく責めていて、9日の「モーニングショー」は彼女には精神的な支えが必要だと心配した。

  • 番組ツイッターより
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「彼女の責任ではありませんよ」

高梨は「日本チームを応援して下さっている全ての皆様」という書き出しでこう謝罪している。「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。謝ってもメダルは返ってくることはなく責任が取れるとも思っておりませんが今後の私の競技に関しては考える必要があります。
それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております。
そして、私のせいでメダルを取れなかったにも関わらず、最後の最後まで支え続けてくれた有希さん、幸椰さん、陵侑、そして日本チームのメンバーの皆さま、スタッフの皆さまには感謝してもしてきません。
こんな私を受け入れてくれて本当にありがとうございました。この度は本当に申し訳ありませんでした」

   精神的に相当な打撃を受けていることが伝わってくる内容で、競技をやめることも考えているように見える。司会の羽鳥慎一は「高梨選手は自分のせいだと言っていますが、まったくそんなことはないと思います。浜田さん、応援メッセージが2万件以上も届いているということです」と浜田敬子(「AERA」元編集長)に聞く。

   浜田「真っ暗な画面やこの文章読むと、高梨選手のメンタルが凄く心配になります。故意的にミスしたわけではないし、彼女の責任ではありませんよ。バッシングする声があるということですが、ホント、やめてほしいです」

   安部敏樹(「リディラバ」代表)「競技者でもない私がああだこうだ言う問題ではないんですが、高梨さんはこれからもジャンプというスポーツを背負っていかれると思うので、この経験をポジティブにとらえてくれると嬉しいですね」

   玉川徹(テレビ朝日)も表情が暗い。「心配になりますよね、この文章は。だれも高梨選手を責めていないと思いますが、自分で自分を責めてしまっている状況は、周囲の方のサポートが必要なんじゃないでしょうか」

   混合団体では、1本目に大ジャンプを成功させた高梨だけでなく、5日の女子ジャンプ個人で銀メダルを獲得したドイツ選手らもスーツが規定に違反しているとされて失格になった。好調な選手が狙い撃ちされたということはないだろうか......。

   羽鳥も首を傾げた。「あの競技では5人が失格になってます。競技や審査のシステムをちょっと考えたほうがいいんじゃないでしょうか」

(カズキ)