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「真犯人フラグ」一星の「王子様」ぶりへ割れる反応 「きゅん」派VS「裏ありそう」論者

   連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)第17話が、2月20日(2022年)に放送された。(ネタバレあり)

   相良光莉(原菜乃華さん)を拉致・監禁し、その後、橘一星(佐野勇斗さん)も監禁していた本木陽香(生駒里奈さん)が逮捕された。橘は本木の部屋から自力で逃げ出し、道端で倒れたところを保護される。

  • 日本テレビの「真犯人フラグ」番組サイトより
    日本テレビの「真犯人フラグ」番組サイトより
  • 日本テレビの「真犯人フラグ」番組サイトより

「君は、シンデレラね」

   橘が社長を務めるプロキシマの社員たちは本木のことを橘のストーカーだと認識していたが、金城三伸(青木瞭さん)が、高校の制服を着た橘と本木が手でハートマークを作り、「LOVE」と書かれた写真とともに「今でも付き合ってると思ってた」と投稿しているSNSのアカウントを見つけ、二宮瑞穂(芳根京子さん)に連絡する。

   二宮が橘に問いただすと、橘は「そうだよ。付き合ってた」と、2人の過去を明かし始める。

   高校生の頃、駅のホームで電車を待っていた橘が、靴を履かずにボロボロのタイツでふらふらと歩き、線路に飛び込もうとしていた本木を助けた。

   本木が壮絶ないじめを受け、死のうと思っていることを打ち明けると、橘は本木に新品の白いパンプスを履かせ、

「やってみたいことがある。だめだったら死んでいいから。俺さぁ、だいぶイケメンらしいんだよね。実際モテるし。だから、俺が王子様になる。君は、シンデレラね」

と、カップルとして過ごすことを提案したのだった。 今まで隠していたことについては、

「俺はずっと、世界に笑顔がひとつでも増えればいいと思って行動してきた。でも、それはただの自己満で、実際は俺のせいで...そんなこと信じたくなくてさ。だから陽香を疑えなかった。みんなにも、言えなかった」

と打ち明けていた。

食い違う供述・説明

   一方、本木は警察の取り調べで橘と付き合っていたのか聞かれ、

「そんなわけないじゃないですか。救世主様と付き合うなんて、おこがましいですよね」
「一星ってめちゃくちゃ頭いい進学校通ってたから、周りから見たら完璧超人なんですよ。それと付き合ってるってなったら、私のカーストも勝手に上がって、嘘みたいにいじめとかなくなって!」

と、あくまで付き合っているふりだったと語る。

   光莉の監禁の動機については、「一星はあの女に寄生されて困ってたんです。優しいから突き放せなくて」と供述していた。

   橘が「王子様」になって本木を助けたことについて、ツイッターなどでは

「一星くんが白馬の王子様にしか見えなかった」
「靴シーンで王子様にきゅんだしイケメンで人気者が考える救済はこんな感じだろう」

と、ときめいている様子の人々が見受けられた一方で、橘の告白と本木の供述が食い違っていることもあってか、

「一星くんはみんなの笑顔とか救いたいとかめちゃくちゃいいこと言ってるかもだけど結局は救って王子様気分になりたいだけって思った」
「一星が本木助けたのは優しさでは無い?試してみたいと言ってたけど自分の策に皆がハマっていく事に快楽を感じてる?」

など、否定的な意見や「かえって裏がありそう」という声も上がっている。

(TT)