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「ミステリと言う勿れ」容疑者ゾロゾロ 「演技がうますぎて全員怪しい」 【第8話ミステリー会に参加】

   哲学を学ぶ大学生・久能整(菅田将暉)が、並外れた洞察力と豊富な知識で数々の難事件を解決していく「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)」。第8・9話では、幼少時代に整を救ってくれた女性、美吉喜和(水川あさみ)の死の真相が解き明かされます。(以下ネタバレを含みます)

   「殺すのか?」「殺されるのか?」「やっぱり殺すしかないんだろうな」との文字とパソコンのタイピング音とともに始まった第8話(2月28日、2022年)。整は、恩師で喜和のパートナーでもある天達春生(鈴木浩介)に招かれ、蔦に覆われた別荘「アイビーハウス」で開かれた「ミステリー会」に参加します。参加者は、天達の高校時代の同級生、橘高勝(佐々木蔵之介)と蔦董平(池内万作)、蔦がネットで知り合ったというデラ(田口浩正)とパン(渋谷謙人)。そして天達が招いた刑事の風呂光(伊藤沙莉)の姿もあり、整を驚かせます。

  • フジテレビ系の「ミステリと言う勿れ」番組サイトより
    フジテレビ系の「ミステリと言う勿れ」番組サイトより
  • フジテレビ系の「ミステリと言う勿れ」番組サイトより

俳優が「一番大物だから...」説も

   会が始まると、蔦はストーカーに悩まされていた別荘の前オーナー夫人が、バルコニーから転落死した事件の真相を明かして欲しい、と話します。家に残されていた証拠を調べた整と風呂光は、犯人は蔦だと早々に断定。しかしこの事件は、蔦と天達がミステリー会のために用意した作り話でした。種明かしを聞いた参加者たちは唖然としつつもホッと和やかな空気に包まれますが、橘高だけは怒りを露わにします。

   実はこの別荘は、5年前に喜和がストーカーに殺された事件の現場。死因は、暖炉で燃やされた夾竹桃の煙によるものでした。ストーカーによって喜和が殺されたその場所で、ストーカーをネタにした謎解きゲームをする蔦の無神経さが許せない、と怒る橘高を、天達は「もう5年も前のことだから吹っ切れた」となだめます。

   どこか不気味な別荘の夜。参加者たちは、それぞれ眠れない夜を過ごします。部屋で酒を飲む蔦、テントの横で地図を広げる橘高、ソファで考え事をするデラ、パソコン作業をするバン、喜和の事件をスマホで調べる風呂光。そして、喜和、橘高、蔦、天達の4人が写された1枚の写真を意味ありげに見つめる天達。

   天達はミステリー会に2人を招待した際、整には「ひとりだけ嘘をつく人がいるだろうから見ていて欲しい」と、風呂光には「ひとりだけ嘘をつかない人がいるかもしれないから見ていて欲しい」と、それぞれ頼んでいました。わずか5年の月日で大切なパートナーを忘れられるはずはなく、第三者の関与を疑っているのは間違いないでしょう。では、一体誰なのか?

   SNSでは、「佐々木蔵之介さんが一番大物だから怪しい」「嘘をつく人は蔦さんでつかない人は橘高さん?」「俳優さんたちの演技がうますぎて全員怪しい」と、さまさまな推理が飛び交っていました。張り巡らされた数々の伏線がいかにして回収されるのか、第9話の完結編が楽しみです。

(Hibunny)