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深津絵里の名演技に拍手! カムカムるいの動揺、歓喜を見事に描写

   NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、4月5日(2022年)の放送。ついにアニー・ヒラカワの素性がはっきりした。(ネタバレあり)

   クリスマスコンサートの当日、錠一郎(オダギリジョー)とるい(深津絵里)が控室で準備を進める中、ひなた(川栄李奈)は弟の桃太郎(青木柚)と一緒に、ラジオでアニー・ヒラカワ(森山良子)のインタビュー番組を聴くことに。

  • 深津絵里さん(写真:KCS/アフロ)
    深津絵里さん(写真:KCS/アフロ)
  • 深津絵里さん(写真:KCS/アフロ)

アニーがラジオで...

   どこかでアニー・ヒラカワさんが、安子さんだといいという希望で観てきた。いつ安子さんと分かるのだろうと。でもいったいどうやって判明するのか謎のままで、視聴者を悩ましていた。まさかラジオで、ひなたもるいも聞いているオンタイムで、しかも日本語の告白となるとは意外な展開だった。

   アニーさんは戦争で夫を亡くして以来、ずっとその傷を負って生きてきた。そして来日して、娘が和菓子屋さんをやっていることに気づいた。長い時間を経ても決して忘れることのできない娘への想で感極まり「母はここにいる」と告白した。

   るいがラジオを聞いていてよかった。るいがじわじわとアニーさんが母だとわかってくる様子と震え上がるほどの動揺、歓喜が伝わってきて、深津絵里さんの名演技に拍手。「ラジオ聞いてる時のるいの表情で泣きそうになった」「アニーさんが安子だった!るいは会いたいだろうなあ。会えるといいな」「ラジオ聞いてる時のるいの表情で泣きそうになった」などツイッターでも感涙の声が相次いでいた。

   日本語で話し始めたアニーさんは、いつのまにか岡山弁になり、そして「るい、るい」と連呼。出征して帰ってこなかった稔さん、母から心が離れ戸を閉めたるいの回想シーンは、安子さんの脳裏から離れることはなかった。そして消えることしかできなかったというアニーさん。彼女の痛みまで伝わり涙が止まらなかった。

   あとはるいとの対面が待っている。涙のクリスマスコンサートになりそうだ。ハッピーなラストになりますように。

(Y・U)