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バカリズム原案ドラマに「レギュラー放送して」 「窓先案内人」演出も注目

   バカリズムさんが原案・脚本を担当した「ノンレムの窓」(日本テレビ系)が、4月5日深夜(2022年)に放送された。(ネタバレあり)

   「夢なのか?それとも現実なのか?」をテーマにした3つのショートショート作品で構成されたドラマ。「窓先案内人」を務めるバカリズムさんの、

「ようこそ、ノンレムの窓へ」「皆さんは昨日、どんな夢を見て、そして今日、どんな現実を過ごしましたか?これからご案内するのは、明日、あなたの身に起こるかもしれない、はたまた、一生縁がないかもしれない、とある人のとある体験です。夢か現か、あなた自身の目で確かめてみてください」

というイントロダクションでスタートした。

  • 日本テレビの「ノンレムの窓」番組サイトより
    日本テレビの「ノンレムの窓」番組サイトより
  • 日本テレビの「ノンレムの窓」番組サイトより

3本のショートストーリー

   2人の女性と「真剣に」二股交際をしている中島宗介(風間俊介さん)が「自分が2人いればなぁ」と願っていたところ、ある朝目が覚めるともう1人の自分が横にいた。増えるたびにまた二股をしてしまい...という「私達の恋」。

   妻から使っていない有料スポーツ中継サイトを解約するよう言われた谷尻(野間口徹さん)が、サイトからの解約の複雑さに苛立って運営会社まで出向いたところ、解約をかけた「密室デスゲーム」に参加させられてしまう「解約ゲーム」。

   自由なカスタマイズが売りのカフェで働き始めた遥香(松岡茉優さん)が、客からの「呪文」のような注文に翻弄されながら、徐々に難易度の高い注文に順応していったところで、シンプルに「コーヒー」を注文され深読みが止まらなくなってしまう「カスタマイズ」の3本立てだった。

   ツイッターなどでは「バカリさんのノンレムの窓やっぱ面白かった~」「この時間帯で毎週レギュラー放送してくれないかなあ」と高評価が多く見受けられるほか、1作品終わるごとにストーリーテラーとして「窓先案内人」が登場するという作りも相まってか、

「マイルドな世にも奇妙な物語って感じするし、切り口がバカリズムみを感じる」
「時間も内容も絶妙で面白かった!バカリズム版世にも奇妙な物語じゃんこれ...!!」

との感想もみられた。

(TT)