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式前に制服届かない騒動 大空幸星、そもそも必要?と問題提起

   「きょう7日(2022年4月)は入学式というご家庭も多いのではないでしょうか。ところが、制服がまだ届かないというトラブルが相次いでいます」と、「めざまし8」の司会・谷原章介が取り上げた。

   きのう、田中良幸(情報キャスター)が学生服販売「ムサシノ商店」の東京・八王子の店舗に行ってみると、80メートルの行列ができ、店の前の路上は駐車した何台もの車でバスが通行できず警察官が出動していた。配達されない制服を取りにきた保護者や荷積みの配送車だった。

  • 制服めぐるニュースに注目が(写真はイメージ)
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谷原章介「もう少しやりようが...」

   ムサシノ商店は都立高校など約350校の制服販売店に指定されているが、6日になっても注文した制服が配達されないというSNS投稿があふれ、中学校にも相談が殺到した。

   なぜ届かないのか。ムサシノ商店の担当者は「メーカーからの納品が遅れ、検品などの確認作業に時間がかかっている」と「めざまし8」に電話で答えた。そのメーカーは「新型コロナの影響で生産量が増やせない」という。

   立岩陽一郎(ジャーナリスト)「まず説明をしっかりしてほしいですよね。お店もメーカーも」

   谷原「早めに連絡すれば、別の服を用意するとかできますものね。これもコロナの影響ということでしょうが、せっかくの晴れの日なんですから、もう少しやりようがあったはずです」

   永島優美キャスター「都立高校では、制服が間に合わない場合は中学校の制服か落ち着いた私服でもいいとしています。また、卒業生のリサイクル制服を用意している高校もあるようです」

   慶應大生で実業家の大空幸星は、そもそも制服がいるのかと問題提起した。「若者の相談窓口もやっているんですけど、2月から3月は制服が買えない、受験料が払えないという生活の相談がすごくあります。制服には利権みたいなところがあるのも事実です。制服をどうしても残すなら、もう少し安いファストファッションのものを使うとか、リサイクルの仕組みを考えるべきじゃないですかね」

   制服もあって、私服でもいいというのではどうだろう。

(カズキ)