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帯状疱疹とストレスの関係 予防法は?(スッキリ)

   「先週から顔の皮膚に鈍痛が走り、近所で診てもらうと帯状疱疹と診断。総合病院の主治医に相談すると頭部なら即刻来院せよ、となり翌朝、点滴治療のため入院」と先週火曜日19日(2022年4月)の「スッキリ」のコメンテーターのロバート・キャンベル(日本文学研究者)のツイートだ。

   けさの26日は「スッキリ」に出演しているが、森圭介アナが「きょうは大丈夫ですか」と聞くと、「ご心配をおかけしました。1週間点滴しました」

  • 「何かあったら皮膚科へ」とアドバイスも
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症状は?

   森によると、新型コロナウイルスに関係があるのか、ストレスなどで帯状疱疹になる人が増えているという。

   帯状疱疹の専門家、愛知医科大学皮膚科学講座の渡辺大輔教授は「最初、体の片側のどこか一部にピリピリとかチクチクなど普段と違った痛みが出て、2~3日続いて後に、そこの部分に水ぶくれ、皮膚が赤くなるなどの症状が出てきます」

   原因はウイルスという。子どもの頃に感染すると、水ぼうそうになるが、治った後も体の中にウイルスが潜伏していて、そのウイルスが再び活性化すると、発症する。だから、子どもの頃に水ぼうそうになった人は、誰でも帯状疱疹になる可能性がある。渡辺教授は「体の免疫が落ちてしまうと帯状疱疹を発症しやすくなる。加齢や精神的、肉体的なストレスなどが関わってくる」と話す。50歳以上から発症率が高くなり80歳までに約3人に1人が発症するそうだ。

   新型コロナウイルスとの関連については、「コロナ自体が肉体的なストレス、コロナが怖いと思う精神的なストレスがどれくらい帯状疱疹の発症と関係してくるか、調査もないので一概には言えない」という。

   有効な予防法はあるのか。渡辺教授によると「ストレスをためないこと。よく寝てよく食べること」。そして森が説明する。「50歳以上であれば、接種可能のワクチンがあるということです」。司会の加藤浩次「50歳以上なんだね」。値段は不活化ワクチン1回約2万円(計2回接種)、生ワクチン約8000円」という。

   キャンベル「ワクチンがあることを知らなかった。皮膚科に行けば一発で分かります。何かあったら皮膚科へ」

(一ツ石)