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山陰から「幻食材」紹介 「見た目は結構ショッキング」 (THE TIME,)

   きょう16日(2022年5月)、「THE TIME,」の列島中継は島根県松江市だった。「びっくり! ウワサの幻食材」がテーマで、登場した地元BSS山陰放送の中島早也佳アナウンサーが市内の居酒屋に入り、「こちらで味わえる幻食材がウジャジャーン」と赤い布をめくると、水槽には黒い塊が。小ぶりのラグビーボールのようにも見える。

   「アメフラシなんです」と中島アナ。「ちょっと見た目は、例えるなら巨大なナメクジのような」と「ナ」の部分を強調して話す。黒い塊はゆっくりと動いていて、カメラが角度を変えると確かにナメクジのような角も出ている。「角が牛っぽく見えることから通称ベコと呼ばれているんです」。

  • 「味シミシミでお酒飲みたくなりますね」のコメントも
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水槽に両手をいれ...

   「きょうは特別にベコちゃんを抱えてもいいということなので」と意を決したように「持ちます!」と中島アナ。「まだ全容が分かりませんが」と東京のスタジオからMCの安住紳一郎が声をかけたが、中島アナには聞こえていない様子で、「初めて触ります。ホォーッ、ゴメンね、ゴメンね」といいつつ、水槽に両手をいれ、つかみ、ブルブルと震えながら持ち上げた。画面下に映る安住や宇賀神メグ・アナウンサーの表情は、気持ち悪そうにぽかんと口をあけたままだ。

   中島「ハッイーッ、ハッイーッ、エーと、エーと、なんだろうな、持った感じはエーと、柔らかーい水風船のような、タユンタユンしているのが分かりますかね」と焦っている様子が分かる。

   安住「ナマコみたいな感じですかね」

   中島「ナマコよりも、もっと柔らかいです。すごい水分を感じます」

   リハーサルをしたのかもしれないが、触るのには勇気がいるのだろう。見ている方もドキドキしてしまう。

   アメフラシは貝の仲間で、見た目の悪さから食べるのは、島根県の隠岐諸島と島根半島、鳥取県西部の一部に限られているそうだ。

   中継場所だった居酒屋「絵島」で、店主安本貴幸さんが出してくれた料理は、醤油ベースで煮て山椒を利かせた煮物だ。皿に乗った石のような塊に、中島アナ「ちょっと角、角、残ってますよね」。スタジオの安住は「決しておいしそうには見えないんだよね」。

   松島アナは眉間にしわを寄せながら「角の部分...」と言いながら口に入れたが、「アッ、ウン」と目を見開いて驚いた様子。「うーん、おいしい。食感がお肉のミノのような感じですかね」

   もう一品、最もポピュラーな食べ方という酢みそ和えも出てきたが、「食感は外は固いんですが、中は高野豆腐のように、味シミシミでお酒飲みたくなりますね」

   「見た目は結構ショッキング、キモかわなんですけど、気になった方はベコ、食べ行こ」とまとめていた。

(コムギ)