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ちむどんどん高嶋政伸、優しそうな料理長役なのに... 豹変しないかハラハラされる深い理由

   NHK朝ドラ「ちむどんどん」で俳優の高嶋政伸さんが演じる二ツ橋光二について、ある「不安」がツイッターなどでささやかれている。(ネタバレあり)

   5月18日(2022年)放送回では、比嘉暢子(黒島結菜さん)が就職を希望する銀座のレストラン「アッラ・フォンターナ」で、料理長の光二が暢子をテストすることに。

  • NHKの「連続テレビ小説『ちむどんどん』」公式ツイッター(@asadora_nhk)より
    NHKの「連続テレビ小説『ちむどんどん』」公式ツイッター(@asadora_nhk)より
  • NHKの「連続テレビ小説『ちむどんどん』」公式ツイッター(@asadora_nhk)より

「もう一度チャンスを与えるべきでは」暢子をフォロー

   光二が10分でサラダを作るよう指示すると、暢子は「時間内においしいサラダが作れたら合格?」と無邪気に聞く。光二は表情を崩さず「始めてください」とタイマーを回した。

   暢子が余裕をもってサラダを完成させると、光二は「いいの?まだ時間が...」と心配そうにたずねる。暢子が構わず「食べてみてください!」と差し出したサラダを口にした光二は少し驚いたような表情を浮かべた。

   その後厨房に入ってきたオーナーの大城房子(原田美枝子さん)がサラダを食べ、「合格」と告げる。しかしテストはここで終わりではなく、光二はさらに1時間で得意料理を作るよう指示した。

   暢子は「うちの得意な、たった1つだけ作れるイタリア料理です」と「ナポリタン」を作る。結果は不合格で、光二は

「まずナポリタンはイタリア料理ではない。日本人が独自に作った洋食。ナポリにはこのような料理はありません。その勘違いは置いといても、これはパスタとして不合格。パスタは基本的に歯応えが心地いいもので、このように長くゆで柔らかくしすぎない。しかもあなたはめんのゆで汁に塩を入れなかった。だから下味がついてない。炒める時も具とめんの味付けにムラがある」

と丁寧ながらも厳しく指摘。一方で「ご縁がなかったようね」とあっさり去ろうとする房子を

「もう一度チャンスを与えるべきでは。このテストはイタリア料理限定でなく、ここにある材料でできれば何を作っても構わないテストのはず。彼女はついうっかりイタリア料理を作らなければならないと思い込んだ」

と、暢子をフォローするとともに引き止めた。

「真田丸」の北条氏政、「黒革の手帖」の橋田常雄...

   「もう一度、普段作り慣れているものでテストしましょう」と提言するも、房子に無言で詰め寄られ「そうしないと本当の実力を...見極...め...」と言いよどみ、「すいません!全てオーナーがお決めになること。差し出がましく余計なことを。お許しください!」と頭を下げた。

   しかし房子は怒ったわけではないようで、暢子の再テストを承諾。「ありがとうございます!」と喜ぶ暢子に、光二は穏やかな表情で「今度は得意なもの、何度も作ったことがあるものを作りなさい。お総菜でも何でもいいんです」と語りかけた。

   真面目で優しそうな印象の光二だが、演じる高嶋さんは近年、大河ドラマ「真田丸」(2016年放送、NHK)の北条氏政、「黒革の手帖」(17年・21年放送、テレビ朝日系)の橋田常雄など、癖のある役を演じる機会も多く、そうした印象が残っている人が少なくないようだ。

   ツイッターなどでは、

「二ツ橋(高嶋政伸)さんはいい人でいいんだよね?いいんだよね?いいんだよね?」
「いままでのいろんな悪役の影響なのか 突然、暗黒面になりそうでどーにも信用ならん 笑顔がこわいんだよ」
「優しそうな高嶋政伸が、そのうち猟奇的にならないかちむどんどんしている...」

と、光二の「豹変」に不安半分、期待半分といった声が上がっている。

(TT)