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観光地魅力度ランク日本1位に カズレーザーが識者に質問した点

   日本が世界で最も魅力的な観光地に選ばれたという。世界経済フォーラムが発表したもので、「観光地魅力度ランキング」で日本は1位になったと、けさ27日(2022年5月)の「めざまし8」で情報キャスターの倉田大誠アナが取り上げた。

  • 外国人観光客の受け入れが来月から再開される(写真はイメージ)
    外国人観光客の受け入れが来月から再開される(写真はイメージ)
  • 外国人観光客の受け入れが来月から再開される(写真はイメージ)

6月10日から外国人観光客受け入れ再開

   このランキングは世界の117の国と地域を対象に、112項目で審査するもので、2年に1回発表される。日本は前回の4位から1位に上がり、2位はアメリカ、3位スペイン、4位フランス、5位ドイツ、以下、スイス、オーストラリア、イギリス、シンガポール、イタリアと続く。風景がきれい、名所・遺跡が多いといったことだけでなく、観光のしやすさが評価に大きく影響する。

   金曜スペシャルキャスターのカズレーザー(お笑いタレント)は、「スペインなどの観光国を抜いて、日本はなんでアップしたんでしょうか」と航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏に聞く。

「治安がいいというのは昔からですが、交通の利便性が高く評価されました。多言語の案内表記が増え、地下鉄・JRの切符を買うのが面倒という不満も、外国人用のスイカ・パスモができて解消しました。個人旅行がしやすくなったのがポイントの一つですね」

   鉄道サービスの正確さ、公共交通機関の本数では評価1位、航空サービスの値段(安さ)は3位、観光地へのアクセスの良さも5位だった。つまり、日本国内で観光地の移動がしやすく、モバイル端末の普及率も高いので文化・娯楽・観光に関する検索も容易というのが歓迎されているらしい。

   岸田内閣は6月10日からの外国人観光客受け入れ再開を決めた。2年ぶりの再開、どこまでインバウンドが戻ってくるか、観光業界の期待は大きい。

(カズキ)