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ひょう被害「2億から3億円」の社も 安住紳一郎「時速100キロくらいに」

   「THE TIME,」の視聴者が選ぶ関心度ニュース。今日6日(2022年6月)の1位は、先週の木曜から金曜にかけて北関東を襲った激しいひょうの話題だった。

   視聴者からは「友人の車がボコボコで修理費用は100万円を超えるそうです」「修理依頼をしたら『手に負えない』と言われました」などの情報も。

  • 番組ツイッターより
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安住アナ「ゴルフボール大ということで、地面に落ちてくるときには...」

   番組では被害の大きかった埼玉県北部を取材した。

   最初に向かったのは本庄市の自動車販売、修理業者だが、駐車場をみるとボンネットがへこんだり、ガラスが割れたりとほとんどの車が被害を受けている。100台がほぼ全滅の状況に。「被害総額ですと、ざっくり2億から3億くらい」(トップガレージ株式会社・宮川雄一営業部長)

   この会社には自動車修理の依頼も殺到しているが、修理予約は4カ月先までいっぱいの状況だという。

「(修理代金は)平均50万―60万はかかっちゃいます」(宮川営業部長)。

   被害は自動車だけではない。本庄市で観賞用の花を栽培する農家では、温室のガラスが粉々に割れて、栽培中の花の上に散乱している。花き栽培農家は「ショック通り過ぎてどうしたらいいか。植物も活かせるのを活かしていかないとなので。どのくらいかかるかというのは正直。淡々とやっていくしかないな」と、散乱するガラスを一つ一つ手作業で取り除いていた。

   トウモロコシ農家も、収穫間近のトウモロコシがなぎ倒されるなど大きな被害を受けていた。「収穫目前にしてこのありさま。ちょっと言葉が出ないですね。1000万くらい売り上げを予定していたから、全部諦めたらゼロですよね」(有限会社ヤマニファーム・山田豪取締役)

   こちらでは、なんとか収穫できたトウモロコシをワケあり品として販売できるかどうか、悩んでいる最中だという。

   ソーラーパネルがへこんで傷だらけになった家や、ガラスが割れてしまった家など、ひょうの爪痕は住宅にも及んでいる。

   住民たちからは「ガラス屋さんに電話したけど、1カ月くらいかかるって」「破片は片付けたんですけど、やることいっぱい」などの声が。

   司会の安住紳一郎「今回のひょうですが、ゴルフボール大ということで、地面に落ちてくるときには時速100キロくらいになるということです」

(みっちゃん)