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給付金2億円詐取事件 安住アナ「詐欺グループ内部セミナーの様子です」

   今日7日(2022年6月)の「THE TIME,」は、昨日に続いて持続化給付金2億円詐欺事件を大きく取り上げた。

   司会の安住紳一郎「連日お伝えしている持続化給付金で16人が摘発された事件。詐欺グループ内部セミナーの様子です。説明しているのは大和証券元社員で、詐欺グループの指示役、中峯竜晟被告です」

  • 多額の給付金めぐる詐欺事件の解明が進んでいる(写真はイメージ)
    多額の給付金めぐる詐欺事件の解明が進んでいる(写真はイメージ)
  • 多額の給付金めぐる詐欺事件の解明が進んでいる(写真はイメージ)

「およそ200人を集めていたとみられ...」

   番組では、3年前の2019年に行われたセミナーの様子を紹介したが、映像には、中峯被告が「僕も世界に結構友達いるんで、今韓国の友達に声かけているんで、世界にどんどん広げていきたいと思います」と語り、投資での成功報酬を強調する様子が映し出されている。

   安住紳一郎「セミナーはすでにアラブ首長国連邦に出国している30代の主犯格の男が開催したものでした」

   この男を知る人は「ブランドブランドしてなくて、万人受けするというか、信頼されそうな雰囲気を持ってる人。2月くらいからドバイに行っているという話を聞いていたんで国内には戻れないですね。捕まっちゃうんで」と語る。

   詐欺グループは参加者に対し「給付金を暗号資産に投資すれば2倍にする」とうたい、暗号資産投資の資金源として持続化給付金詐欺を指南していたという。

「知らない人も多いけど、お金がないんだったら、一律でもらえた10万円のように、誰でも申請すればちゃんともらえる給付金があるんだよと、ビルのオフィスで人数を集めて持続化給付金の申請の仕方を指示して、書類を作らせてっていうのはあったと聞いている。若い子をターゲットにしたほうが、中には行動力もある人がいる。そこを獲物にして無知な子たちを狙っちゃってるのが悪質」(主犯格の男を知る人)

   映像には、セミナー参加者たちが暗号資産関連の会社名を連呼しながらポーズを決める様子も映し出されている。

   街で話を聞くと「給付金の書類提出を手伝ってくれたらお金半分渡すよみたいに言われて、名刺渡されたみたいなのはありました」「100万円もらえるから、90万円渡せば残り10万無料でもらえるみたいな話」などの証言も。

   安住紳一郎「詐欺グループはセミナーや口コミで大学生らおよそ200人を集めていたとみられ、警視庁は捜査を進めています」

(みっちゃん)