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テレ朝「木曜ミステリー」枠が次作で終了...ですと? 「科捜研の女」「捜査一課長」...「楽しみなくなる」「悲しすぎ」

   1999年1月にスタートした、テレビ朝日系木曜20時の「木曜ミステリー」枠で、「遺留捜査」第7シーズンが2022年7月に始まる。同作をもって「木曜ミステリー」は23年の歴史に幕を下ろす。6月7日、同局が発表した。

   「遺留捜査」は上川隆也さんが演じる風変わりな刑事・糸村聡が主人公で、事件の遺留品から真実を探る人気シリーズだ。最新作は京都府警「特別捜査対策室」、通称「特対」を舞台に、神崎莉緒(栗山千明さん)、佐倉路花(戸田恵子さん)、雨宮宏(永井大さん)、沖田悟(戸塚純貴さん)と、科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)ら、おなじみのメンバーが集結する。

  • テレビ朝日の「木曜ミステリー 遺留捜査」番組サイトより
    テレビ朝日の「木曜ミステリー 遺留捜査」番組サイトより
  • テレビ朝日の「木曜ミステリー 遺留捜査」番組サイトより

7月から「遺留捜査」

   今作をもって「木曜ミステリー」が大団円を迎えるということについて、上川さんは

「そうした大きな誉れを担うには、『遺留捜査』という作品は『埒外』にいるのではという思いもあります。事件に関わる人々の心情にまで踏み込んで描く『遺留捜査』は、刑事ドラマとしてもミステリー作品としてもある意味、スタンダードを逸脱したスタイルでお届けしてきましたから......」

としつつ、

「その重みは一旦忘れて、今は撮影に臨んでいます。これまでどおり糸村と特対の面々が事件にどう向かっていくのか見守っていただければ。そして、変わらぬ『遺留捜査』を変わらずにお楽しみいただければ幸いです」

などと作品をPR。

   三輪祐見子ゼネラルプロデューサーは

「この枠の集大成として、最後を飾る『遺留捜査』の最新シーズンも、遺留品にこだわる風変わりな刑事は健在です。京都の風光明媚な景色とともに、糸村刑事の優しさ溢れるキャラクターをお楽しみいただきたいと思っております」

とコメントしている。

「京都迷宮案内」に「科捜研の女」、「おみやさん」「警視庁・捜査一課長」など、人気作を数多く輩出してきた枠の終了とあって、ツイッターなどでは
「木曜ミステリーが...終わる......??私の楽しみがなくなる...」
「遺留捜査は嬉しいけど、この枠消滅悲しすぎる」
「いつかは終わりが来るんだろうけど好きなドラマが多かったからショック」

と、惜しむ声が相次いでいる。

(TT)