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石原良純 石川の震度6弱めぐり「できる対策」呼びかけ

   「きのう19日(2022年6月)午後3時8分、石川県能登地方で最大震度6弱の地震がありました」と20日の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が伝えた。珠洲市周辺では神社の鳥居が倒壊、スーパーマーケットや商店の品物が落下し、6人が負傷した。能登地方ではここ1年以上地震が頻発し、市民の間で不安が高まっていた。

  • 気象庁サイトより
    気象庁サイトより
  • 気象庁サイトより

「たとえば、石の鳥居は危ない、灯籠の近くから離れましょうとか...」

   気象庁によると、能登地方では2020年12月から地震が多発し、21年9月には珠洲市で震度5弱が発生していた。今年では3月には最多22回、この1年半に震度1以上を148回観測していた。

   地震活動が活発な理由について京都大学防災研究所准教授の西村卓也氏に聞くと、「能登半島の下には太平洋プレートが潜り込んでいて、そこの水が地上に上昇、水が溜まり膨張、その影響で地殻変動が起き、地震が発生している可能性がある」と話す。

   石原良純(気象予報士、タレント)「地震の規模として、この後、もっと大きいものが起こることはありますか」

   西村准教授は「今回と同規模ぐらいの地震がまだ起こる可能性は否定できませんので、警戒はしなければなりませんが、東日本大震災級の超巨大地震がここで起こるということは考えにくいと思います。被害があっても局所的というか、そんなに広い範囲に影響を及ぼす地震にはならないと思いますが、ただ、地元の方はいつ地震があってもおかしくないように備えていただきたいなと思います」

   石原「たとえば、石の鳥居は危ない、灯籠の近くから離れましょうとか、よく言われますよね。こういうことを学んでいくことしかないですよね」

(一ツ石)