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「フルロナに警戒が必要」(江藤愛アナ) 「インフルとコロナ同時感染」への懸念

   新型コロナについて、東京都モニタリング会議はきのう23日(2022年6月)、「感染者は下げ止まった」と分析した。24日の「THE TIME,」で杉山真也アナはこう伝えた。

   「きのうの東京都の感染者数は2413人で、先週木曜日比で594人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは6日連続で、7日平均で見ると前週の1.1倍と、5週間ぶりの増加です」

  • 感染対策の再確認を
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小池都知事が受けた報告

   モリタリング会議は「免疫を持った人が減っていること」「冷房の使用で換気が不十分になっていること」を増加の要因としている。KAT-TUNの中丸雄一も38.6度の発熱があり、PCR検査を受けたところ陽性と判明したという。街中でコロナ感染拡大が始まっているのかもしれない。

   一方、インフルエンザも猛威を振るっている。立川市の小学校では、3年生に発熱やのどの痛みで欠席する生徒が急増して学年閉鎖を実施した。江藤愛アナは「インフルエンザとコロナの同時感染、『フルロナ』に警戒が必要です」と呼び掛ける。小池百合子都知事も「インフルエンザとコロナの同時流行のツインデミックの可能性があるという報告を受けています」と語った。

   フルロナはどんな症状なのか。長崎大の研究論文は「肺炎の重症化・長期化につながる」としている。東京歯科大の寺嶋毅医師は「インフルエンザに対する免疫が落ちている人の割合が多くなっています。とくに若い層、お子さんが心配です」

   うがい、手洗いなど感染防止策を改めて徹底したほうが良さそうだ。このまま増加が続けば、夏休みが吹っ飛ぶ。

(カズキ)