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中村獅童「大丈夫かな。三谷さんとか見てないかな」 「あさイチ」出演で不安になったワケ

   歌舞伎役者の中村獅童さんが6月30日(2022年)の「あさイチ」(NHK総合)にゲスト出演した。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では梶原景時を演じている。

   鈴木奈穂子アナ「とってもクールな役ですよね」

   中村さん「そうなんです。僕、初めてじゃないかな、こんなクールな役。前の三谷(幸喜)さんの『新撰組!』の時はすごくひょうきんな役だった。今回もそういう感じなのかなと思って、いざオファーを受けてみたら梶原景時という渋めの役で、びっくりしています」

  • NHKの「あさイチ」番組サイトより
    NHKの「あさイチ」番組サイトより
  • NHKの「あさイチ」番組サイトより

即興演劇に挑戦

   この日の番組は、東京の最新カルチャー情報を特集。その1つ、即興演劇(インプロ)は、台本もあらすじもない中、参加者が相手の反応を見ながら動きやセリフを考え、その場でお芝居を作るというもの。

   スタジオでは、中村さんが即興演劇に挑戦。中村さんが動物園の園長で、博多華丸・大吉キャスター演じる園の職員が持ち込んでくる様々なトラブルに「ちょうどよかった!」というセリフから始めて解決策を提案するというものだ。

   「うわぁー、いやだなー。試されているみたいでさ。やだよ、やりたくないよ...」とひるんでいた中村さんだが、いざ始まると...。

   「園長、大変です!ライオンがエサを全く食べません」(大吉)、「ちょうどよかった!僕が代わりに食べるよ」(中村さん)。「大変です!ペンギンの部屋の氷が全部溶けました」(華丸)、「なに~!?よーし...ちょうどよかった!うちの氷を持っていこう」(中村さん)。「大変です!キリンの首が日に日に短くなってきております」(大吉)、「よ~し、2人がかりで伸ばしてみせよう!」(中村さん)。「大変です!逆にゾウの鼻が伸びすぎてます」(華丸)、「ちょうどよかった!短くて困っていたところなんだよ!」(中村)...。

   延々に続くトラブルに、テンポよく即興で解決策を示した中村さん。終わった後はぐったりとした様子で机に顔を伏せた。

   大吉「改めてお伝えしたい。今8時28分です。こんなことをやる時間ではないですね」

   中村さん「汗かいたわ...。ちょっとこれ、同業者の人見てないでしょうね?大丈夫かな。三谷さんとか見てないかな」

   鈴木アナ「不思議な一体感が生まれていましたね」

(ピノコ)