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4回目ワクチン接種 玉川徹「(行き渡るなら)打ちたい人は打って、でいいのでは?」

   3連休最終日、おととい夜の東京・渋谷は、酔った人たちがあふれていた。路上飲みやマスクなしの大騒ぎ集団もあちこちに。「すわりこむグループも、あ、車道に出て飲んでいます」とリポーターが驚きの声。一夜明け、渋谷駅前の無料PCR検査センターには、雨の中、30人を超す行列ができていた。「連休中に旅行したので不安で」「職場で濃厚接触者がいたのできました」という声を20日(2022年7月)の「モーニングショー」が伝えた。

  • 4回目のワクチン接種はどこまで広がるか
    4回目のワクチン接種はどこまで広がるか
  • 4回目のワクチン接種はどこまで広がるか

対象は60歳以上か、60歳未満の基礎疾患のある人、医療従事者など

   司会の羽鳥慎一「第7波の中で政府は(4回目)ワクチン接種の全面拡大には慎重な姿勢を見せています」。4回目接種の対象者は60歳以上か、60歳未満の基礎疾患のある人。きのう時点の60歳以上の接種率は31.4%という。打っていない人に取材すると「政府は外ではマスク不要と一方では言うのに、本当に4回目が必要かの根拠があいまい」といった戸惑いもあった。

   政府は医療従事者や高齢者施設職員の800万人に接種を拡大したが、60歳未満には「接種が有効だというデータがない」(厚労省)との理由で広げていない。

   浜田敬子(元AERA編集長)「60歳で分けるのは、単に海外の知見があるかないか。本来ならリスクが高いから線引きするのではないか。私は50代だが、中高年はリスクがわからないと言われた。データがないからという線引きは納得いかない」

   国際医療福祉大学の松本哲哉教授は「接種すれば重症化予防は確実で、後遺症を減らす効果もある。できれば対象を広げ、望む人には打てるようにしてほしい」と話した。

   玉川徹(テレビ朝日)「60歳未満のデータがないから打たないと言いながら医療従事者には打つのは矛盾している。ワクチンがあるなら、打ちたい人は打ってくださいでいいではないですか」

(あっちゃん)