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第7波、行動制限は必要か 長嶋一茂「僕は懐疑的」の理由

   東京都のコロナウイルス新規感染者数がきのう21日(2022年7月)、3万1878人と初めて3万人を超え過去最多となった。これは第6波のピーク時を1万人以上上回り、都民の100人に1人が病院や自宅で療養しているという。厚労省の専門家会議では「緊急事態宣言やまん延防止措置などの行動制限を考えるべきではないか」との意見が複数の委員から出たことを、22日の「モーニングショー」が取り上げた。

  • 行動制限導入の是非が議論されている
    行動制限導入の是非が議論されている
  • 行動制限導入の是非が議論されている

35都府県で過去最多

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「僕は懐疑的です。経済を回さなければならないから、行動制限の方が危険性が高いのでは。行動制限が有効だというエビデンスはない。制限するなら、中国のようなゼロコロナ政策のロックダウンをしないと。もう自己責任を求めていくしかない。自分の身は自分で守る。武漢株のときとは性質が違う」

   きのうは全国でも感染者数18万6000人を超え、35都府県で過去最多だった。

   司会の羽鳥慎一「濃厚接触者の待機期間短縮についても、厚労省の会議で話されたということです」

   廣津留すみれ(バイオリニスト)「社会システムが止まるのは危ない。検査キットを配るとか、ある程度自分で判断するシステム作りがないと、これ以上感染者が出たら、医療現場が回らないのではありませんか」

   玉川徹(テレビ朝日)「行動制限は日本ではあくまでお願いで、自粛して感染を乗り越えてきた。僕が若干悲観的なのは、感染力が強いため。僕は僕自身で感染しない方法を考えていくつもりです」

   だからといって政府は無関係で責任ないとは言えないだろうが、あまりに急激な感染拡大にだれもが驚きを隠せず、なにかしらの対応を求められていることは間違いない。

(あっちゃん)