J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

NHKの思うツボ? ヒロインへの反発は「好き」に変わるのか

   新年早々、NHKもとうとう血迷ったかと心配になるのが、1月9日(2023年)スタートした夜ドラ「ワタシってサバサバしてるから」だ。とらふぐ原作/江口心作画のネットコミックは人気らしいが、なぜこれをNHKがドラマ化しようと思ったのか理解不能。百歩譲って民放(テレ東あたり!?)の深夜帯でやるならまだしも、仮にも公共放送であるNHKが、皆さまからいただいた大切な受信料を使ってこんなドラマを制作する意図がわからない。

  • どんな展開に?(写真はイメージ)
    どんな展開に?(写真はイメージ)
  • どんな展開に?(写真はイメージ)

気になる「宣言」

   ヒロインの自称サバサバ女、網浜奈美を演じるのは丸山礼。ロバート秋山や土屋太鳳の物真似でお馴染みだ。初めての連ドラ主演ということだが、張り切ってサバサバ女というよりは、行動も言動も非常識過ぎて、見ていてどんどん不愉快になるレベル。

   第1話、開始早々、ストーリーテラー・お魚さんとして現れたアンミカが、サバ(鯖)風の衣装に身を包み、「ワタシってサバサバしているからっていう通称ワタサバ女、そういう人ほどネチネチしてると思いません?」とカメラ目線で話しかけてくるのをみて、このノリ、苦手かも、と思ってしまった。それに輪をかけて、丸山の演技がオーバーでもう見ていられない。

   1話でこれはもうリタイア確定、と思っていたら、ラスト、画面いっぱいに「皆さんが網浜奈美を好きになるまであと19日」という文字が出てきた。こんな嫌悪感100%の網浜奈美をあと19日後には好きになる、なんてことが本当にあるのか!? ぐぅぅ気になる......。NHKの思うツボかもしれないが、しばらくは見続けることにした。

(子守熊)