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トルコ・シリア地震 羽鳥慎一「(建物は)倒れたというより崩れたような」

   トルコ・シリアの大地震は「生存率が大幅に低下するという72時間が近づいています」と、8日(2023年2月)のモーンニングショーで司会の羽鳥慎一が伝えた。こうした状況の中でこの地域のさまざまな障害が救助活動を阻んでいる。

  • テレビ朝日の「モーニングショー」番組サイトより
    テレビ朝日の「モーニングショー」番組サイトより
  • テレビ朝日の「モーニングショー」番組サイトより

建築基準法はチェックが甘く...

   6日に起きた地震は、午前4時すぎにマグニチュード7.8、午後1時すぎにマグニチュード7.5。「そのエネルギーは1995年の阪神淡路大震災の15から16倍」(日本の専門家)との推測もある。これまでに死者が両国で7000人を超え、イギリスBBCは2万8000人程度に上る可能性を指摘している。現地は瓦礫の山だ。

   トルコはレンガ造りの壊れやすい建物が多く、トルコの建築基準法はチェックが甘く、入るべき鉄筋がなかったり、セメントで固めるべき箇所が砂だったりのこともあるという。人口150万人の都市にシリアから難民50万人が流れ込んだといった事情もある。そこへ雪や雨の悪天候、夜は氷点下に冷える。

   羽鳥「映像では建物の倒壊が多い。倒れたというより崩れたような」

   浜田敬子(元AERA編集長)「グシャッとつぶれる形です。トルコも心配だが、シリアは内戦状態で、反政府組織の支配地域には支援が届きにくい」

   安部敏樹(事業家)「長いスパンの支援も必要で、日本のノウハウを注ぎ込んで支援していきたい」

   救助器材も運ぶ緊急援助隊が現地へ向かっている。

(あっちゃん)