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本上まなみが宮崎県えびの市に行きたかった理由

   毎回多彩なゲストがさまざまな場所を旅する「遠くへ行きたい」(読売テレビ、日本テレビ系)2月12日(2023年)の放送では、本上まなみさんが前から来たかったという宮崎県えびの市を旅しました。

   本上さんが「どうしてもこの街に来たかった」というのが、霧島山の麓に位置する、えびの市。その最大の目的は「田の神さぁ(たのかんさぁ)」という、霧島山麓の農村で崇められている田んぼの神様に会いに行くことです。

  • 宮崎県えびの市の公式サイトより
    宮崎県えびの市の公式サイトより
  • 宮崎県えびの市の公式サイトより

各地の「田の神さぁ」

   「えびの市歴史民俗資料館」の学芸員、冨岡博美さんによると、えびの市に現在150体ほどの田の神さぁが点在しているそうです。

   本上さんが最初に訪ねたのは川鶴地区の田の神さぁ。

   地図に「子どもたちの遊び相手であったので頭がおおきくくぼんでいる」と紹介されていた田の神さぁです。

   「楽しく子どもたちが遊んだのでしようか。お顔が......。よく見たら肩もくぼんでいます。ちゃんとお花も供えてもらって、本当に子どもたちの遊び相手だったんだろうな」本上さん、感動の対面です。

   「ぜひお会いしないと」と向かったのは、一番有名と言われる末永地区の田の神さぁ。

   じっと顔を見つめていた本上さんが「マップの写真と今のお顔が違うことに気がついてしまいました。目が違いますね」と、鋭い指摘。

   田の神さぁは、時折お化粧直しをしてもらうそうで、時代によって表情が変わることもあるようです。

   その後も、東原田地区の田の神さぁ、麓地区の田の神さぁ、昌明寺の田の神さぁ、中島地区の田の神さぁと、日が暮れるまで田の神さぁを訪ね歩いた本上さん。

   夜は地元の新年の行事「竹はしらかし」に参加して、旅を締めくくりました。

   本上さんが夢中になった、田の神さぁ。個性的でいい表情をしていて、ゆるキャラに近いものがあるかも。私も実物を見に行きたくなりました。

(SaMi)