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「どうする家康」妖艶に舞う巫女・千代(古川琴音)に「アイドルのよう」「迫力あった」

   NHKの大河ドラマ「どうする家康」2月19日放送回。家族と再会した元康(松本潤)は、家康と名を改める。三河の国を一つの家のようにまとめたいと願う家康だが、争いは絶えず三河統一はまだ現実的ではなかった。そんな中、民衆の間で本證寺の一向宗が人気と瀬名(有村架純)から教えられる。(ネタバレあり)

  • NHKの「どうする家康」番組サイトより
    NHKの「どうする家康」番組サイトより
  • NHKの「どうする家康」番組サイトより

一向宗・空誓(市川右團次)の登場に「生臭っ」

   そこで、家康は宗徒が集まる本證寺に、本多忠勝(山田裕貴)と榊原康政(杉野遥亮)のイケメン3人で民衆のフリをして潜入捜査へ。遠目からみた本證寺はまるで要塞。どの時代も得体の知れない宗教は怪しさ満載である。しかしこういう殿様の城外潜入って徳川家のお家芸である。吉宗も、黄門ちゃまもそうだ。

   3人が潜入した寺の中はまるで巨大な町。幸せそうな人々を見て仰天続きの家康は、民衆の中に妖艶に舞う巫女・千代(古川琴音)に魅せられる。この千代の怪しさはピカイチ。真っ赤な口紅がニヤリとするのは、家康が食われそうで事の重大さが匂った。そしていよいよ一向宗住職の空誓(市川右團次)が登場。「生臭っ」と視聴者の声。おそらく生臭坊主に手なづけられている千代と2人セットでこれだけ異様な雰囲気だということは、今後暴かれるだろうが、家康と直接関係する名将とも関係がありそうだ。ネットでも千代に対して「ちょっとアニメキャラっぽいけど迫力あったな」「千代さん凄かったな...他の女優でも綺麗な方いっぱいいるのに、妖艶な空気感をどうやったらあそこまでだせるんだろう」「出て来ていきなりただ者ではない感がすごい」「千代達はアイドルのようだ。アイドルの在り方も昔から変わらないのだろう」などの投稿があった。

   家康は空誓上人の民が苦しむのは武士のせいだという説教を聞いたあと、年貢を納めないのはおかしいと迫った。和尚さんのいうこともわからないではないし、民衆の心をとらえる説法であるとは思う。しかし家康の国を治めるという言い分もしかり。

   その後、家康は有無をいわさずに、本證寺へ年貢の取り立てを命じた。これが引き金になって三河一揆になっていく。当時はまだ殺し合いがあったころだから、三河一揆とは、見るのも堪えられないほどのダメージが大きかったのだろう。厄介な一向宗と家康の対立はどう描かれるのか、次回に期待だ。

(Y・U)