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阿部祐二リポーター「異様とも言える男の行動です」 容疑者が遺体を遺棄した現場とは

   「加藤さん、自宅のベランダに遺体遺棄です」と、27日(2023年2月)の「スッキリ」で阿部祐二リポーターが切り出した。

   阿部リポーター「静岡県沼津市に住む31歳の男が、知人女性の遺体を遺棄したとして逮捕されました。その遺棄現場は、妻、幼い子ども、そして自分の父親と5人で生活する2世帯住宅。そのベランダに、遺体を2日ほど放置したと見られています。異様とも言える男の行動です」

  • 警察の捜査が進んでいる(写真はイメージ)
    警察の捜査が進んでいる(写真はイメージ)
  • 警察の捜査が進んでいる(写真はイメージ)

家族と暮らす2世帯住宅のベランダに

   殺害された33歳女性にも小学生の子どもが2人いるというが、被害女性と容疑者は「青年会議所」を接点に知り合い、交際関係に発見したと見られているという。

   男は、なぜ家族の住む自宅に遺体を遺棄したのだろうか。

   犯罪心理学が専門の東洋大学社会学部の桐生正幸教授は「1番安心な場所だから」と分析。「自分の身近に遺体を置いておけば、発見される可能性が少ない。大切なものや盗んだものを自分の引き出しにしまっておく感覚と同じ。私たちの正常な感覚とか考え方からは外れている」という。

   番組は、容疑者の男が数年前まで働いていたという職場の元上司を取材。「勤務態度は真面目。仕事も早くてデキる男だった。仕事で何かトラブルがあっても冷静に対処していた」というのがその評価。容疑者と妻は職場結婚だったという。

   この元上司は取材後、阿部リポーターに電話をかけ直してきて、「周りの人すべてを不幸にしているのだから全ての真実を話して罪を償ってほしい」と話したそうだ。

   阿部リポーター「(容疑者について)取材をしていると、『真面目でおとなしい』という声が非常に出てくる。そういうことから、動転して、自分の行動が分からなくなって、遺体の一部を自分の車だったり、女性の車だったり、自宅のベランダにまで置いてしまったのではないかと思いました」

   司会の加藤浩次「自分の家族にばれたくない一心でということですね」

   杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「恐ろしいですね。ベランダには子どものおもちゃもあったので、日常的によく出る場所だと思う。そこにあえて置くというのが理解できないです。精神的に相当追い込まれていたことは間違いないですが、両方に小さな子どもがいるっていうことが...。(子どもたちの)この後の成長が心配になります」

(ピノコ)