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「舞いあがれ!」舞が痛恨の失敗 母めぐみからのアドバイスが「さすが」

   NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」3月9日(2023年)放送回。舞(福原遥)と御園(山口紗弥加)が設立したIWAKURAの子会社「こんねくと」の初仕事である、仙波の技術、パンチングを生かしたランプは、我妻の板金技術と併せて見事な仕上がりに。ところが、大手メーカーが中国に委託して製造販売することになった。

  • NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」番組サイトより
    NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」番組サイトより
  • NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」番組サイトより

町工場を救うためのプロジェクトだったのに...

   このままではシュリンクする一方の町工場を救うためのプロジェクトだったのに。舞のいう東大阪の高い技術を、結局これまでどおりに安売りすることに。御園よ!もっと怒れ!という声は届かず、舞に任せると収まってしまった。我妻社長も呆れかえり、アイスコーヒーをがぶ飲みして帰っていった。期待を裏切ることになって残念である。

   舞、本当に甘いなとつくづく思うものの、はじめての社長仕事。そりゃ落ち込むはずだ。借金もあるようだし、御園への給料?企画費?だって払わなくちゃいけない。裏切ることになってしまった我妻の信用を回復していくのも大変なことだ。

   難しい現実に直面し会社事業としては痛恨の失敗。舞って甘いけど、鈍感力もあるから大丈夫か?と見守っていると、母めぐみ(永作博美)が絶妙のタイミングでアドバイス。最初から成功するなんて思うな。失敗を重ねてこそ信用につながると。

   旦那に先立たれて、社長業を継いで一度はお手上げ状態だったけど、こつこつ頑張ってきたからこそ今の自分がいる。そんな姿を舞もずっと見てきたわけだから、社長でもあり母でもあるめぐみのいう言葉にガツンの重みを感じただろうね。SNSなどには「おかあちゃんのアドバイスが心強いね!」「そうだそうだ!流石だめぐみ!三歩進んで二歩下がるで良いんだ!!」といった声も。

   結局、頼りない舞だけど、がんばれ!と視聴者は最後まで応援しているのだよ。次のチャレンジは何だろうか、そんなにカッコいい商品ではなくていいから成功してほしいけど。

(Y・U)