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優勝・侍ジャパンとアメリカの差は? 山田久志が「ゴゴスマ」で語った「日本人が好きな」精神とは

   3月22日(2023年)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝でアメリカを3-2で下し、日本が14年ぶり3度目の世界一に輝いた。

   同日放送の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(CBCテレビ、TBS系)には、2009年にWBCで優勝した際に投手コーチを務めた山田久志さん、06・09年の優勝メンバーの川崎宗則さんが登場し、侍ジャパンの戦いぶりについて語った。

  • 日本代表がWBC優勝を決めた(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
    日本代表がWBC優勝を決めた(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • 日本代表がWBC優勝を決めた(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「やっぱり絆みたいのありましたよ」

   石井亮次アナウンサー「アメリカの選手が言ってたと、『何でこんなに日本は一つになれるんだ』と。やっぱり一つになった部分が大きかったですかね今回は」

   川崎さん「宮崎の合宿から、ダルビッシュ(有)くんが色々やってくれたりして、もう本当に仲のいいチームで。何回も決起集会で集まったりして、この1カ月間ですごい濃ゆい時間を過ごしたと思います。すごい仲の良い代表メンバーだったと思います」

   CBC特別解説委員の石塚元章さん「役割分担をするんだぞって感覚がすごくよくわかって。野球のルールとかわかんない人たちも、1発ボーンって(ホームランを)やったら1点で、それが1番かっこいい1点だじゃないよっていうシーンもあったりするわけですよね。こっちにゴロを転がしておくとこっち(反対)から(走者が)帰ってくるんだよとか。そういうことも含めて、役割分担を僕らは色々教えてもらえたような気がする」

   石井アナに「今の石塚さんの解説を、山田さんはそうだそうだとおっしゃってましたけど」と振られた山田さんは、

「今年のジャパンのチームにした一因はね、やっぱり絆みたいのありましたよ。日本人が好きな犠牲的精神。ああいうのを全選手が持ってるんだよね。アメリカとの違いはそこですよ。この差で勝ったみたいな」

と持論を語った。

   石井アナ「その犠牲的精神も、悲壮感漂う、『ああどうしよう』ではなく、前向きな。明るくみんなでやろうぜ肩組んでという感じが」

   山田さん「あの明るさがいいよね。明るく楽しくやってるような選手のプレーが、おそらく野球を理解できてない人にも伝わったんだと思う。それでこういう風に(世間が)盛り上がっていったんだろうな」

(TT)