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「大谷VSトラウト」場面が漫画にそっくり! 加藤浩次「でも、だいたいこうなる」

   岩田絵里奈アナが興奮気味に「本当に漫画とそっくりということなんです」と切り出したのは、22日(2023年3月)のWBC決勝戦の最後の対決、大谷翔平vsトラウトの対戦シーン。その漫画は2010年まで「週刊少年サンデー」に連載されていた「MAJOR」。メジャーリーガーを目指す主人公・茂野吾郎がワールドシリーズで勝利投手になる全78巻の人気漫画で累計発行部数は5500万部。

   司会の加藤浩次が「読んではいませんが、知ってますよ。漫画としては」とコメントすると、岩田アナは「ではいったい、どこがそっくりだったのかといいますと、まずは主人公・茂野吾郎のプロフィール。主人公の茂野は160キロ超えの速球を武器としたチームのエース。この漫画の78巻に登場するシーンとWBCで日本の優勝が決まったシーンがそっくりだということなんです」と紹介した。

  • 大谷選手(写真)に「漫画のような活躍だ」との指摘も
    大谷選手(写真)に「漫画のような活躍だ」との指摘も
  • 大谷選手(写真)に「漫画のような活躍だ」との指摘も

「画像が似ているとかじゃなくて...」

   漫画ではメジャーリーグのワールドシリーズ最終戦に登板した茂野が最終回のマウンドで対したのが、相手チームの中心的存在で三冠王を獲得したギブソンJr.。場面は9回2死ランナーなし。岩田アナは「まずWBCで大谷投手がトラウト選手から三振を取る場面をご覧ください」と映像を紹介。続いて漫画のシーンを紹介。三振に打ち取った瞬間のコマのアングルや動きが、大谷が三振を奪った画面とそっくりだったのだ。

   加藤は両方の場面を見たうえで「いやいやいや(笑)。空振りしているシーンはだいたい角度もこんなものですよ。でも画像が似ているとかじゃなくて、漫画に描かれるようなことが現実に起こったということだよ」と冷静なコメント。

   しかし、岩田アナはめげずに「これも一応ご紹介させていただくと、漫画で打ち取られた打者がうなだれてベンチに戻るシーンです」と言って、漫画の画面を紹介。続いてWBCで三振した後のトラウトの姿を紹介。バットの持ち方、うなだれ方が確かにそっくりだ。

   しかし加藤は「あぁ、ホントだ。でも、だいたいこうなるんだよ。画角がね、たしかにそっくりだけど」と、あくまで『これが普通説』を主張。

   岩田アナはさらに「絶対偶然だと思いますが、優勝が決まった直後の選手たちがハグしあうときの手が一緒」と、漫画とWBCの画面を重ねて示すが、加藤は「ハグしたら絶対こういう手になるんだよ! こうなるんだよ」と実演しながら主張。

   岩田アナは「この漫画『MAJOR』は大谷選手が生まれた年に連載が始まっていて、大谷選手自身が以前からこの漫画の大ファンで、漫画の続編『MAJOR2』の新聞広告にはコメントも出していたんです」と紹介。

   加藤浩次は「この漫画が始まった頃は、メジャーリーグのワールドシリーズの最後の試合で日本人ピッチャーが投げているという状態はあり得ないことだったから漫画になっているのよね。それが今はもう現実になっているってことだよね」とまとめた。

(バルバス)