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「罠の戦争」いい人だけど怪しい→結局いい人でした! 最終回で「ごめんなさい」相次いだ登場人物

   ドラマ「罠の戦争」(関西テレビ、フジテレビ系)最終回が3月27日(2023年)に放送され、ツイッターなどでは鷹野聡史(小澤征悦さん)への謝罪の書き込みが相次いだ。(ネタバレあり)

   聡史は総理大臣の竜崎始(高橋克典さん)の反社会的勢力とのつながりを掴み、週刊誌記者の熊谷由貴(宮澤エマさん)と組んで不正を追及しようとしていた。始は鷲津亨(草なぎ剛さん)に、選挙違反をもみ消す代わりに、「鷹野くんを黙らせるスキャンダル、君なら、簡単につかめるよね」として、聡史の弱みを探るよう指示した。

  • 草なぎ剛さん(写真)が演じた主人公を支えて…
    草なぎ剛さん(写真)が演じた主人公を支えて…
  • 草なぎ剛さん(写真)が演じた主人公を支えて…

亨の生配信を見守り微笑む

   亨に失望した蛯沢眞人(杉野遥亮さん)のタレコミにより、週刊誌に亨の選挙違反疑惑の記事が掲載される。始は亨に「国民に誤解を与えるような記事が出た責任」を取り、総理補佐官を自ら辞任し会見を開くよう指示。千葉県警の選挙違反の捜査は「こちらで対処する」と亨を言いくるめた。

   帰宅した亨は妻の可南子(井川遥さん)に離婚を突きつけられ、息子の泰生(白鳥晴都さん)も可南子についていくと聞かされる。

   後日、亨は泰生がいじめられていた同級生をかばう姿をたまたま見かけて涙ぐむ。そして離婚届を提出した日の夜、可南子が経口中絶薬の認可のために政治家を目指しているという話を神妙な顔つきで聞いた。

   亨は選挙違反の報道が事実無根と訴え、最後に聡史のスキャンダルを漏らすとして生中継で会見させてほしいと始に頼み、了承を得る。

   いよいよ会見本番となり、亨は政務秘書官の猫田正和(飯田基祐さん)から渡された原稿を途中で破り捨て、「全部ウソです!中継が切られる前に本当のことを伝えておきたい。私は罪を犯しました」と切り出し、会見場は騒然となった。

   会見の生中継は中断されたが、亨は事務員の小鹿(水川かたまりさん)と由貴の協力により、自分の事務所から生配信を行う。

   亨は聡史から始の反社とのつながりについて直接聞かされたが、「総理には手を出すな。総理を暴くなら、俺がお前を潰すしかない」などと言い捨ててその場を去っていた。しかしこれは正和が監視していることを亨が勘づいていたからで、亨はその後由貴と話し合っていた聡史のもとへ。聡史に「最後に、でかい罠、仕掛けるぞ」と宣言していた。

   亨は生配信で始の裏の顔を暴き、自分も権力に酔って悪事を働いてしまったことを懺悔。部屋に乱入してきた正和に「不正を隠蔽してまで守らなきゃいけない?そんな政治なんて、壊れちまえばいいんだよ!」と啖呵を切った。一連の流れが全て映し出された配信を見て、聡史は微笑みうなずくのだった。

   可南子は鴨井ゆう子(片平なぎささん)の勧めで、亨が議員辞職した後に千葉15区の補選に出馬し当選。聡史の事務所を訪れると、亨の秘書だった貝沼永太(坂口涼太郎さん)が働いていた。聡史は「うちに来てもらったんですよ、何しろ人手が足んなくて」と笑った。

   1話から亨に協力的だった聡史だったが、演じる小澤さんの存在感もあってか、ツイッターなどでは「怪しい」「信用できない」と言われ続けていた。

   最終回を終え、聡史が最後までいい人だったということで、

「あれだけ『怪しい』『いや...まだ信じられん』『いい人...いや怪しい』と毎話怪しかった鷹野、まじのまーじで最後までいい人だった...ずっと信じきれなくてごめんな...」
「鷹野さん...信じきれなくてごめんなさい めっちゃ胡散臭くて 1番いい人だったのに~」
「鷹野さん最後までいい人だった...正直言うと何回か疑ってました!ごめんなさーい!」

など、驚きの声や謝罪が相次いでいた。

(TT)