及川奈央、マリオ3のプレイ激変 「ド下手動画」から半年...まさかの「裏技」次々成功

   タレントの及川奈央さん（40）が2021年9月3日にYouTubeアカウント「なおチャンネル」で公開したゲーム動画がファンの間で話題だ。

   タイトルは「マリオブラザーズ3裏技に挑戦」。往年の人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ3」（1988年発売）といえば、前作の「スーパーマリオブラザーズ2」までと比べてマップ画面が加わるなど新たな要素がシリーズの楽しみ方が加わったのが特徴だが、併せて人気を博したのが、その「裏技」の数々。「無限1アップ」をはじめ、マップ上に発生する様々な隠しイベントが当時の子供たちを魅了したのだ。

   その裏技を、及川さんは動画の中で挑戦しているのだが......それを見ると、これまでのマリオ3動画に比べてマリオの動きが確実に良くなっており、「プレイが上手くなっている」のだ！

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  及川奈央さん（2021年撮影）

半年前に比べ、失敗が格段に少なくなった！

   今を遡ること半年。及川さんは2月19日に「スーパーマリオブラザーズ3に挑戦！！」を公開。内容はマリオ3を久々に楽しむ姿を収めたゲーム動画だが、そこでは、「低速で移動するクリボーやノコノコなど、しょうもない敵に当たって失敗する」「普通にプレイしていれば落ちないはずの穴に落ちる」といった初歩的なミスが目立ってしまっていたのだ。こうした様子は、2月26日に公開されたマリオ3の第2弾動画も含め、J-CASTニュースでは3月8日に「及川奈央はゲームがド下手？　『マリオ3』プレイ動画を見て気づいた、3つのモヤモヤポイント」で伝えた。

   しかし、それから半年。今回の動画を見てみると、昔の動きを取り戻したのか、これらの失敗が格段に少なくなり、及川さんが上達したことが見て取れる。以前に比べればはるかにマリオの動きが良くなり、及川さんの腕前が裏技に挑むことが出来るレベルに達している。実際、及川さんは挑戦した4つの裏技の内3つに成功したのだ。

残念ながら、1つ目のチャレンジは失敗！

   まず、1つ目のチャレンジとしてワールド1のステージ2における、クリボーを踏み続けることで達成する無限1アップに挑戦した及川さん。土管から次々と出てくるクリボーを画面上に溜め、しっぽマリオの滞空時間の長さを利用してクリボーを着地せずに踏み続け、得点を高め続けて最終的に1アップに持っていくという無限1アップだ。

   だが、残念ながら1つ目のチャレンジに関しては、及川さんは技量が1つ足りていなかった。それは、「クリボーを踏む際の踏み込みが足りない」というものだ。マリオで敵キャラを踏み込む際に「A」ボタンを押すと、通常よりもはるかに高くマリオが跳び上がるが、動画での及川さんの踏み込み方は弱く、そのため、マリオはそれほど高くはジャンプせず。このためしっぽマリオの滞空時間の長さを以てしても次のクリボーを踏む前にどうしても着地してしまい、結果、1つ目のチャレンジは失敗に終わったのだった。

   しかし、2つ目のチャレンジである3-4での無限1アップは違った。こちらは蹴とばしたノコノコにジュゲムが投げつけてくるパイポを倒させるという方法で得点を高め続け、最終的に1アップに持っていくという無限1アップだが、及川さんは、高速で飛び回るジュゲムが投下するパイポを見事に回避しながらジュゲムを既定の位置までおびき寄せ、そこで甲羅を放って見事無限1アップを達成。動画は27アップを達成したところでカットが入り、3つ目のチャレンジへと進んでいったのだった。

「白キノコの家」はもちろん、「宝船」も成功！

   3つ目は貴重なアイテムを出す白キノコの家を出現させ、「パタパタの羽根」を手に入れるというもの。足場が少ない1-4の強制スクロール面でコインを44枚以上取るという条件で発生する白キノコの家を出現させるべく、及川さんは落下の危険を省みずコインを取り続け、見事、白キノコの家を出現させたのだった。

   そして、4つ目は「宝船」。ワールド1のマップ上のハンマーブロスを宝船に変身させるべく、及川さんはコインの数をゾロ目の「33枚」にし、ブロックを破壊して得点ゲージの下2桁を「30」に調節した上で、残りタイムが偶数秒の時に1-6でゴール（奇数秒だと下2桁がズレてしまうため）。すると、ステージ6のクリア後にはハンマーブロスが宝船に変身し、見事、裏技達成となったのだった。

   半年前では考えられない機敏な動きで次々と裏技を達成した及川さん。なお、挑戦の際には何度か「巻き戻し機能」を使って失敗の前に戻っていたが、それはご愛敬。半年前のレベルでは、これらの裏技に挑むことすら出来ないレベルだったにもかかわらず、今回はここまで腕を上げてきた。上達がうかがえる今回の動画には「最初の無限UP失敗で、どうなるかと思いましたが、そのあと成功して、貴重な裏技見せてもらえて感動しました」といった声が寄せられており、ファンを楽しませたようだ。

（J-CASTニュース編集部　坂下朋永）