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「母さん、ごめん。」松浦晋也著

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  • 書名 母さん、ごめん。
  • 監修・編集・著者名松浦晋也
  • 出版社名日経BP社
  • 出版年月日2017年8月 3日
  • 定価1300円+税
  • 判型・ページ数272ページ
  • ISBN9784822259457

科学ジャーナリストの著者は50代、独身、男性。実家で母と2人暮らしをしながら、気ままな独身生活がこの先も続くと信じていた。ところが、人生を謳歌(おうか)していたはずの母親が認知症を患う。様子がおかしいと気づいたのは、「預金通帳が見つからない」と言い出したときのことだった。誰だって、自分の生活を崩したくない。様子がおかしいと認めなければ、「母の認知症」は現実にはならない。そんな甘い意識から見逃した母の老いの兆候は、やがてとんでもない事態につながっていく。初動の遅れ、事態認識の甘さ、知識、リソースの不足...。

認知症の親の介護を描いたノンフィクションはたくさんあるけれど、「50代・独身・男性」が1人で母の介護に向き合うケースは、まだまれだろう。認知症になった母の介護を、赤裸々かつペーソスとともに描いたノンフィクションストーリー。「明日はわが身」。そんな危機感を抱いてしまう作品だ。

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夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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