「独裁の宴（うたげ）」手嶋龍一×佐藤優著

国際社会の非難を無視し、核とミサイル開発に突き進む北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長。「悪の枢軸」とも呼ばれた北朝鮮は、どうやらあと少しで本当に「核保有国」になりそうだ。米朝の緊張は最高潮に達した。深刻な事態を受け、インテリジェンスの巨匠、手嶋龍一氏と佐藤優氏が米朝を中心に混乱した国際情勢を分析し、緊急出版したのが本書だ。

米国の先制攻撃はあるのか。北朝鮮をめぐる最悪のシナリオとは何か。日本はどうすればいいのか。そもそも、米国の"核の傘"って何だ。畳みかけた後に、両氏は米国ファーストの冷徹な現実を直視せよと迫る。

かつてとは核をめぐる状況が一変した現在、新しい方向に踏み出す必要があると手嶋氏。佐藤氏はもはや「非核三原則」をも見直す必要があると述べ、衝撃の処方箋を示した！　続きは本書で...。2018年の国際情勢を読み解くための必読書だ。