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年収240万のニキビ肌OLが3年で美容研究家に その方法とは

  • 書名 『運命をこっそり変える』
  • 監修・編集・著者名濱田文恵
  • 出版社名セブン&アイ出版
「好きなことを仕事にする」「フリーランスで生計を立てる」という生き方は魅力的な一方で、どこか危なっかしい選択だと躊躇する人も多いはず。

でも「会社員=安心」というのはひと昔前の話ですし、会社員には会社員なりのストレスもあるはず。

・結婚、出産などライフスタイルが変わっても、時間に縛りのある会社員であり続ける自信はありますか?
・勤めている会社がつぶれず、かつ自分も定年まで働ききる体力を保てますか?
・自分の希望する部署にずっといられる保証はありますか?
・ストレスまみれで心がボロボロになっていませんか?

雇われている限り、こんな不安は続きます。
そう考えると「自分で時間のコントロールができ、好きなことで生きていく」力を身につけた女性は、むしろ最強の安定を手に入れたといえるのかもしれません。

『運命をこっそり変える』(セブン&アイ出版刊)の著者、濱田文恵さんは、普通のOLから一念発起。たった3年で憧れの美容研究家となりました。

濱田さんが行ったことに、大それたことはひとつもありません。しかもコネなし、資金なし、知名度はゼロからのスタート。「3年で夢をかなえる計画表」を作り、会社勤めをしながらタスクをコツコツこなしていっただけです。

■1年目(種をまく年):会社員のままできることをする



いくら会社に嫌気がさしていても、いきなりやめるのは危険。会社員のままできる土台作りをしていきます。

例えば好きな分野の資格取得や土日に通学。同じ業界に興味をもつ友人との出会いもこれからの独立の手助けになるはずです。この時期は給料が学費に消えていくこともあるかもしれませんが、知識を深めながら、きちんと前に進んでいる実感も得られることでしょう。

■2年目(芽を出す年):発信する場所をもつ



1年目に知識を深めたら、2年目は「自分がどんなことができるのか」発信していく必要があります。それには、ブログやTwitter、インスタグラムなどSNSを活用しない手はありません。SNSをお仕事窓口にしながら、自分で自分の広報活動ができるというわけです。

そのほか、会社員のまま副業にも挑戦、実務経験を積んでいきます。たとえば美容業界に興味があるなら、別世界とは思わず「美容 ライター 募集」とWEBで検索すれば、普通に応募することが可能です。

■3年目(花を咲かせる年):自分に肩書きをつける



1年目に知識の土台作りをし、2年目にお仕事窓口の開設、実務経験を積んでいけば、3年目にはそろそろ副収入だけで生活できる目途がたってきます。自分から応募しなくても仕事が入ってくる状態になっているかもしれません。

ここまできたら会社を辞め、そして自分に肩書きをつけて、「やりたい仕事」を本業にしていきます。まだ会社員をやめる自信がなければ、決して焦らないこと。足りない部分をリストアップ、ひとつひとつ補っていき、自分のタイミングで次のステップに進みます。


1日8時間労働だとすると、これから人生の1/3が働くことに費やされるわけです。

もし今の仕事に満足していないのであれば、その時間をなんとなくモヤモヤしながらこのまま過ごしていくのか、好きなことができる環境を作っていくのか、それはどんな人でも自分自身で決めることができます。

濱田さんは著書の中で「"好きを仕事にすること""会社員をやめること"は、決して大冒険ではなく、むしろこれから安心して、かつ楽しく生きるための選択肢」だと提言しています。同時に、その方法も細かく紹介しています。

いきなり会社員を辞める必要も、無理してフリーランスになる必要もありません。
ただ、こんな選択肢もあるんだということを頭の片隅においておけば、働き方が変わり、そして3年後、10年後、20年後の自分のために、今何をするべきかが見つかるはずです。
(新刊JP編集部)

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