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丸紅本社の来客食堂 「帝国ホテル」のスタッフがおもてなし

   総合商社の丸紅は、2009年9月より本社ビル内に設けている「来客食堂」の運営を帝国ホテルに委託し、利用者から好評を得ているという。

食材は自社食料部門が扱う高級牛肉など

夜のパブタイムには社員が利用できる(写真提供:丸紅)
夜のパブタイムには社員が利用できる(写真提供:丸紅)

   運営を委託しているのは、東京・大手町にある丸紅本社ビル1階の来客食堂「コンチェルト」と、16階の宴会会場。1階食堂は、昼間のランチタイムには本社を訪れる国内外の取引先との会食に使われ、夜は社員向けのパブとなる。一般の利用者には開放されていない。

   委託のねらいは、社内施設サービスの充実と利用の促進。メニューには丸紅の食料部門が扱う高級牛肉「レンジャーズ・ヴァレー・ビーフ」などを取り入れ、商品のイメージアップと円滑な商談のサポートを目指す。

   支配人、料理長などの全スタッフは帝国ホテルから派遣され、ホテルと同等の料理とサービスが提供される。帝国ホテルが企業内施設の運営を直営で受託するのは、今回が初めて。丸紅広報部の川瀬香子さんは、「一流のサービスが社内施設で味わえるので、お客様からも社員からも大変好評です」と話している。