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朝のあいさつ 無視されたときの「切り返し方」

   「家族や同僚や友達に『あいさつ』してますか?」――。ライブドアブログの利用者をはじめとするネットユーザーに尋ねたところ、130件以上の投稿があった。このうち「あいさつをしている」と答えた人は9割以上と、圧倒的多数だった。

あいさつに答えないあなたは「存在していない」

あいさつで印象づける方法もある
あいさつで印象づける方法もある

   ブログの書き込みには、「社会人として当然」「人間として当たり前」「しない人なんているの?質問の意味が分からない」など、あいさつしないのはおかしいというコメントがほとんどだ。

   一方で、なかなかあいさつができないと答えた人もいる。

「あまり、しません。声が小さいのと、基本テンション低いので」(てげてげ
「私、ダメなんでしょうが、人によって、したりしなかったりなんです。無視されたらどうしようとか、どうせしても返ってこないしとか」(日本一の番頭を目指す!!

   こちらからあいさつをしたのに、返事がないと気分のいいものではない。「無視された!」と思い、それっきり関係が冷え込んでしまったと答える人もいた。ところが中には、しぶとく食い下がる人もいる。ブログ「カッターハウスからの眺め」を書くカッサンドラさんが、ヨーロッパ系外国人たちと働いていたときのエピソード。

   朝のオフィスでAさんと話していると、別の同僚Bさんが「グーテン・モルゲン(おはよう)」と言いながら入ってきた。するとAさんは、仕事のことを思い出したのか、Bさんに「ああ、この件なんだけど、どうなってたっけ?」と問いかけた。

   するとBさんは、(ドイツ語で)こう言い返したそうだ。

「私はそれに答えない。あなたはまだ存在していない。なぜなら、あなたは私のあいさつに答えていないから!」

   Aさんは「ああ、グーテン・モルゲンね。この件は・・・」と平然と応じたという。2人はあまり仲が良くなかったようだが、ドイツ人らしい理屈っぽさも感じられて微笑ましい。ただ、日本の職場でこれを真似すると、だいぶ変わった人に思われるかもしれない。