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「朝5時起き」で出勤前を有効に 分かっちゃいるけど、気になる睡眠時間

   出勤前の時間を有効利用したいという人が増えているようだ。早起きして仕事前に皇居周りをランニングする。早朝座禅会に参加する。早起きして自転車で出勤するなどなど。そして、どうやら地位の高い人ほど、朝の時間を有効に使っているらしい。

   「成功者が8時前にやる5つのこと」と題した米経済誌「フォーブス」2013年10月2日の配信記事が、全世界で180万人超えビューを獲得するなど大きな反響を呼んでいる。毎朝5時に起床していたサッチャー元首相ら地位の高いセレブは、早起きし、出勤前に「運動」「一日の目標を決め、それに向かって予定をたてる」「健康的な朝食を摂る」「瞑想などして、前向きなことをイメージする」「一番重いタスクを最初に片付ける」などを実践している人が多いといった内容だ。

「不規則な生活だから難しい」の声も

   ツイッターでは「マジその通り」「一日の始めに一番重いタスクを持ってくるのは重要だ」「毎朝5時に起きる意志力があれば、なんでもできる」など賛同のコメントがズラリ。米国のネットユーザーも「役に立った」「実践しようと思う」など同じような反応だ。

   このように早起きが良いのは誰もが認めるところ。しかし実行するのは難しい部分もある。「不規則な生活だから難しい」「家から会社までが遠く、早起きしてすぐ電車に乗るから時間がない」といった悲鳴もツイッターで見受けられた。

   そして早起きするとなると、就寝時間が気になるところ。成功者らは、一体何時に寝ているのだろう?少々古いが、米CBSのMoney Watch(2009年5月26日)の記事によると、激務で有名なオバマ大統領は夜型人間で、就寝は早くて24時半。それでも6時には起床し、仕事前に運動を欠かさないという。日本の安倍首相も今年(2013年)4月、「スッキリ!!」出演時に朝は6時起床、睡眠時間は6時間と明かしていた。流石に毎朝ジョギングすることは無いようだが……。

   筆者は、6時間睡眠なら何とかできるレベルだけれど、それ以上睡眠が削られるのは辛い。やはり短い睡眠でも一日頑張れる気力、体力が備わってこそ成功者となれるのかもしれない。(NF)