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「今年こそは資格」の野望 2014年の狙い目は…

   社会人として生きていく上で、「実績+資格」は、キャリアアップの強力な武器。ましてや先行き不安定な今の時代に、頼りになる資格の一つや二つは持っておきたいと考える人が多いようだ。

   2014年の抱負として、そんな「資格取得にチャレンジする」を上げた人も多かった。ネットでも、「今年の秋に宅建の資格に挑戦しようと思います」「今年こそは介護福祉士の資格を取り、ケアマネも挑戦したいです」「日商簿記の2級を取るぞ」など様々な資格取得への意気込みがつぶやかれていた。

「スタートラインにたっただけ」の指摘も

   スクール情報サイト「BrushUP学び」を運営するパセリが、20-40歳代女性に「2014年こそ取得したい資格・スキル」を尋ねたところ、1位は英語・英会話、2位医療事務、3位パソコンなどが上位を占めた(1月16日発表)。やはりスキルアップに役立つ資格が人気だったようで、7位FP(ファイナンシャルプランナー)、9位栄養士なども目についた。

   また、通信講座で知られるユーキャンが2013年末に配信した「2014年、武器になる資格は!?」によると、銀行員生活を描いたドラマ「半沢直樹」効果もあり、「簿記検定」や「FP」への注目を促していた。FPは、「武器になる資格」の1位にも輝いていた。2位以下はケアマネジャー、TOEICなどが続いた。

   もちろん、資格を取るだけでは通用しない。ユーザーからは、「どの資格もそれ自体では武器にはならず、実績が伴って初めて役に立ちます」「資格って、取得して初めてスタートラインにたっただけなんですけど…」という、もっともな声も上がっていた。