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嫌な上司が朝に2回もあいさつしに来る 嫌悪感覚え辟易するのですが、どうすればいい?

   挨拶は2回しなさい――そんな指示を出す社長もいるのだそうだ。相談者の上司は、社長指示を受け、朝の短時間中に2回あいさつをしにくる。ただ、相談者とこの上司とは「関係が悪く」、相談者としては「できれば顔を見たくない」という。どう対応すればよいのだろうか。

   Q&Aサイト「OKWave」に2014年3月6日に寄せられた質問だ。相談者の嫌悪感を増しているのは、この上司が、いかにも「社長に言われたからやっている」と言わんばかりの態度だからだという。「機械的にやっているだけで鬱陶しいことこの上ない」と感じているそうだ。

「強要されている」ように感じられる

   相談者は、現行では2回ともあいさつを返しており、1回目は上司を見て「おはようございます」と、2回目は軽い会釈で応対している。しかし、「彼のやり方を強要されている」ように感じられ、気持ちよくあいさつができないと吐露している。朝から「1日のやる気、気力」が削がれてしまうそうだ。

   いくつかの回答が寄せられているが、相談者とは論点のズレがあるのか、相談者はもどかしそうに、状況の再説明などを行っている。回答のなかには、相談者に対して「心が狭い」などと批判する人もいる。対して相談者は、この上司からは以前、「ひどいパワハラを受けた」と説明している。

   相談者の思いからは逸れてしまうかもしれないが、この相談、「2回のあいさつ」問題としてではなく、後段の「パワハラ」問題としてアプローチする手もあるかもしれない。

   厚労省によると、パワハラ問題の場合「取締法はないため、民事上の問題となる」。同省の労働局などではそうした民事上の解決に向け、「個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律」に基づく解決援助の制度を用意しているそうだ。